産業能率大学サッカー部 石井 徹選手【大学サッカーのすゝめ 2024】
高校卒業後、それぞれの目標を持って大学サッカーへとチャレンジし続ける大学生プレーヤーを紹介する「大学サッカーのすゝめ」。関東一部・二部・三部の計36校から、48名の選手を紹介していきます。
今回紹介するのは、産業能率大学サッカー部の石井 徹選手。進学先を選ぶ際の参考にしてみてください!
産業能率大学サッカー部 石井 徹選手
DF 石井 徹(イシイ テツ)
- 2003年8月17日生まれ
- 産業能率大学 情報マネジメント学部 現代マネジメント学科 3年
- 出身チーム
- 小学生年代
VIVAIO船橋Jr. - 中学生年代
VIVAIO船橋 - 高校生年代
鹿島アントラーズユース(鹿島学園高等学校)
チーム全体が向上心を持ったプレーで目標に向かっている
―産業能率大学を選んだ理由を教えてください。
高校3年生の7月頃、産業能率大学との練習試合があった際に、選手が主体となって試合の運営を行っている姿や、試合中の向上心を持ったプレーを見て興味を持ちました。大学の説明を聞くと、学問においても学んだことを実践に移す機会が多く存在することに魅力を感じました。自分も産業能率大学でサッカーを学び、人としても選手としても日々成長を重ね、プロを目指したいと思い、この大学への進学を決めました。
―大学の練習会に参加した際、注目していた点や気にしていたポイントはありますか?
サッカーのレベルの高さはもちろんのこと、チームの雰囲気や環境面にも視点を置いていました。 環境面では、産業能率大学は寮とグラウンドの距離が近く、すぐにボールを蹴ることができ、ジムなども校内に設備されています。このことからすスキルアップをするための環境が整っていると感じました。環境面を重視することはもちろんですが、その環境下で本当に自分が成長できるのかという視点で大学を選択することも重要なポイントだと思っています。
大学を決めるのに何校調べた? | 3校 |
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大学選びはいつ頃から準備した? | 高校3年の4月 |
成長するための時間の使い方次第で、成長度合いが変わってくると思う
―大学サッカーに進んで良かったことを教えてください。
大学サッカーに進んで良かったと思うことは、競争率の高さから、時間を無駄にせず、どのようにサッカーに打ち込むかを学べたことです。大学に入ると、4学年合わせた部員が100人近くいるので、ユースの頃よりもかなり競争率の高い環境になりました。その環境下で、どれだけ自分の意思を強く持って練習に取り組むか、サッカー以外の時間を、どう成長する時間に使うか、自主練では、自分の課題にどのように向き合うべきかなど、ユースの頃よりもかなり意識してサッカーに取り組めるようになりました。
―大学進学後、高校生の時にイメージしていたこととギャップはありましたか?
サッカー面でのギャップはなく、想像通り選手一人一人の個の能力が高かったです。足の速い選手、テクニックのある選手、基礎がしっかりしている選手など、多くの特徴を持った選手がいました。だからこそ、自分の良さを見失わず、強みは伸ばし、弱みを現実逃避せずに直視し、日々改善していくことが大切だと思いました。 生活面でもギャップはなく、高校の頃よりも規律が緩くなり、自由な時間が多くなると想像していました。自由な時間があるために、自分がやるべきことを怠りがちですが、そこで一歩踏み込んで、自分の目標を見失わずに努力することで、大きく成長できると思いました。
サッカーができている事への周りへの感謝を持ちながらプレイする事の大切さ
―産業能率大学・サッカー部のPRポイントを教えてください。
産業能率大学サッカー部は、学生主体で試合の分析や運営、地域貢献活動などを行っています。学生主体での試合分析や運営では、誰かに言われてやるのではなく、自分たちが掲げた一部昇格・日本一という目標に対して何が必要であるか考え、行動することで、成長につながっています。また、高い目標を持った仲間と日々競い合い、高めあうことができるのも、産業能率大学サッカー部の魅力だと思います。
―最後に、現役高校生に向けてメッセージをお願いします!
現在、サッカーができていることは当たり前じゃないです。家族やスタッフの支え、今一緒にやっている仲間達など、たくさんの人の支えがあるからこそサッカーができています。その方々に感謝の気持ちを持ちながら、全力でサッカーを楽しんで残りの高校生活を後悔なく過ごしてほしいと思います。
高校時代の自分にアドバイスを送るとしたら?
大学に進学してサッカーを続ける石井 徹選手に、高校時代の自分へのアドバイスやメッセージを聞いてみました。
現役高校生は、今の自分と照らし合わせて参考にしてみてください。
【サッカー面】
今の環境を無駄にせず、全力でやりきること。あの時ああしておけばよかったと後悔してからじゃ遅い。やろうと思ったら迷わずにまずはやってみる。それがたとえ間違ったとしても全力でやっていれば後悔しないと思う。たくさんのことに挑戦して自分の殻を打ち破ってほしい。あとは最高の環境でサッカーができていることに感謝し全力で楽しむこと。
【勉強面】
英語の勉強をコツコツと続けること、学校での勉強だけでなく、毎日寝る前に英単語を覚える。簡単なことでいいから継続してやってほしい。
【生活面】
体のケアをもっとしておくこと。学校と練習もあって大変であろうがストレッチやマッサージなどのケアをして体の柔軟性を高め、疲労を取ることで練習でのパフォーマンスも上がると思うから毎日継続してやるように。
大学サッカープレーヤーの生活に迫る!
大学でサッカーを続けている選手たちは、どんな生活を送っているの?
気になるあれこれを聞いてみました。
生活スタイル
住まいは? | 寮 |
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通学時間は? | 0分 |
通学手段は? | 徒歩 |
起床時間は? | 5時30分 |
就寝時間は? | 22時30分 |
大学周辺のおすすめスポットを教えて! | |
とんかつ肉料理『麻釉』 とんかつ定食の大盛はボリューム満点でとても美味しいのでおすすめです! |
サッカー部について
練習時間は? | 朝練 |
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オフの時の過ごし方を教えてください
オフは何もしないというよりも仲間と一緒にボールを蹴ったり、体のケアをしたりなど、コンディションを整えています。また、映画やアニメを見たり、美味しいご飯を食べたり、普段行けないところに出かけてみたりしてリフレッシュしています。
- 関東大学サッカー連盟
公式HP/X(旧:Twitter)/Instagram - 産業能率大学サッカー部
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※「大学サッカーのすゝめ」は関東大学サッカー連盟のご協力のもと作成しています。記事内で使用している写真は各チームの了承を得た上で、連盟を経由してご提供いただいたものです。