「日本はいい選手が揃っている。次は勝ちたい」ドイツ代表FWニャブリが9月の日本戦にW杯の雪辱を誓う
15年ぶりに来日中のバイエルン・ミュンヘンが7月28日、都内で『アディダス プレゼンツ FCバイエルン・ミュンヘン ジャパンツアー2023 スペシャルトークショー』に登場した。イベントにはドイツ代表FWのニャブリ、U-21オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、現役時代は同クラブで活躍したクラブアンバサダーのクラウディオ・ピサーロ氏が出席。ブラックをベースに夜景をモチーフとしたピンクとグリーンのネオンカラーが散りばめられた新アウェーユニフォームに袖を通した3人は、終始リラックスした様子で軽快なトークを展開。ファンやインフルエンサーが参加したオープンな雰囲気のトークショーで、各々の日本滞在中のエピソードを語った。
前夜は国立競技場に6万5,049人もの観衆を動員し、世界最高峰のプレーを披露したばかり。「日本の暑さは聞いていた以上で困っている」と苦笑いのニャブリだが、1-2の惜敗にも「たくさんの日本のファンはとてもいい雰囲気だった」と笑顔を見せた。同じく「暑すぎる」と同調したフラーフェンベルフは、質問の順番がほぼニャブリの直後だったことで「先に言いたいことをすべて言われた(笑)」と繰り返し会場の笑いを誘った。クラブアンバサダーのピサロは昨季国内リーグ11連覇を成したバイエルンの強さの要因を問われ「やはりトレーニングをしっかり積んでいること。王者に対してすべてのチームが研究してくる上で、さらなる準備をチームが一丸となって行っている」と語った。
9月には国際親善試合でドイツ代表として日本代表と対戦するニャブリ。かつての日本の印象は「なぜ日本の選手はたくさんブンデスリーガに来るのか」と思っていたそうだが、カタールワールドカップでの対戦を経て「非常にいいプレーヤーが揃っていることがわかった」と述べ、「前戦では我々にとって残念な結果になったが、(9月は)勝ちたい」とワールドカップでの雪辱を誓った。バイエルン・ミュンヘンは29日、この日お披露目したアウェイユニフォームを身にまとい、川崎フロンターレと対戦する。
この日お披露目されたアウェイの新ユニフォームに、「カッコいい」と登壇した3人もご満悦。ブラックを基調に夜景をイメージされ、ニューヨーク、上海のスカイライン、東京、シンガポールの夜の街並みがモチーフになっているという。