カタールW杯若手注目株をピックアップ!RISING STAR FILE
前回大会で世界中から注目を集めたキリアン・エムバペ(当時19歳)のように、今大会でも活躍が期待される若手選手が出場する。そこでユース世代からわずか+5歳しか年齢の変わらないU-23(開催時)選手をピックアップ! 年齢の近い彼らの本大会でのプレーを参考にしてみよう。
キリアン・エムバペ(フランス/FW)
前回大会で一気にスターダムにのし上がったストライカーは、4年間でさらなる飛躍を遂げ、23歳の現在では選手の市場価値で世界トップに君臨する。一人だけ倍速再生しているような異次元のスピードと決定力で史上三カ国目(イタリア[1934-1938]・ブラジル[1958-1962])となるW杯の連覇を狙う。
ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/FW)
昨季リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグを制したレアル・マドリードにおいてバロンドールのベンゼマと二人で66ゴール(うち22ゴール)を挙げ大ブレイク。チャンスメイクにも長け、セレソンの攻撃陣で欠かせない役割を担う。
オーレリアン・チュアメニ(フランス/MF)
モナコでブレイクし今夏レアル・マドリーに加入。さっそく存在感を発揮し、クラブ、そして代表でもスタメンに定着しつつある。プレースタイルと風貌から、よく比較されるポグバを超え、王者の中盤を支える存在となれるか。
ガビ(スペイン/MF)
イタリア・トゥットスポルト紙主催の21歳以下の欧州最優秀選手を決める「ゴールデンボーイ賞」にて、ムシアラ、ベリンガムを抑え受賞。バルサの神童がW杯の大舞台で日本と対峙するか。
ペドリ(スペイン/MF)
昨季「ゴールデンボーイ賞」を受賞し、イニエスタをして「バルサと代表の顔になる」と言わしめる逸材。すでにEURO2020、東京オリンピックで活躍しているようにスペイン代表としての経験も十分だ。
ジャマル・ムシアラ(ドイツ/MF)
ドイツの盟主バイエルン・ミュンヘンに所属し今季ブンデスリーガ12試合で8ゴール5アシストの活躍で急成長中。ナイジェリア出身の父親とドイツ人の母をルーツに持つ19歳が初戦で日本の前に立ちはだかる。
ジュード・ベリンガム(イングランド/MF)
昨季までのチームメイトのノルウェー代表FWハーランド(22歳)のブレイクも相まって、来期のビッグクラブの争奪戦が確実視される19歳のアタッカー。“欧州で最も需要の高い”逸材が大舞台でさらにその評価を上げるか。
久保建英(日本/MF)
オリンピックの公式サイトが今大会での最優秀若手候補としてピックアップ。リーガで苦戦が続いたが今季はレアル・ソシエダで一皮むけ文句なしの本大会選出となった。21歳で迎える初のW杯でタケの伝説がここから始まる!
アルフォンソ・デイヴィス(カナダ/DF)
2019年からバイエルンの左サイドバックとして成長を続け、今や22歳にして世界的な地位に上り詰めた。カナダ代表としても34試合12ゴールを挙げており、若くして同国をけん引する存在となっている。
ディオゴ・コスタ(ポルトガル/GK)
23歳にして強豪国のナンバーワンGKに君臨する。守備範囲も広く安定感のあるパフォーマンスを発揮している。足元の技術に長け、ロングパスの精度が高くビッグクラブからも熱視線を浴びる。
写真/Getty Images