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教えて!カントク!FC マレッサ(大阪府)梶田孝史監督

「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。

 

FC マレッサ
(大阪府)
梶田孝史監督

小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。

11月頃でしょうか。勝ち負けと同じくらい大切な事があるので、それを見極めるためには練習に参加するだけではなく、練習参加以外でもチームの様子を観たり、聞いたりすることが必要だと思います。

クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。

まず、部活動には部活動の良さがしっかりとあるという事が大前提ですが、クラブチームは学校ではないので、“純粋に子ども達の好きなサッカー”を通じてスポーツマンシップであったりモラルを伝えられるはずだと思います。そして何よりもレベルの高いチーム(主にクラブチーム)との試合が多く、資格を持った指導者も多くいるところでしょうか。

中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?

まずは普段からの食事です。栄養の事も考え、できるだけ手作りが良いと思います。当チームでは、保護者・選手向けの栄養講習会なども実施しています。
また、向き合い方としては、思春期なので甘やかすのではなく、まずは子どもを尊重することから始めて欲しいと思います。そこから人としてのモラル(挨拶や礼儀など)を求めて欲しいと思います。

クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?

学業の両立はできます。実際、私自身25年間指導させていただいておりますが、良い選手は成績が良い悪い以前にまず両立をしようと一生懸命になります。何事もそうですが、“やろうとする”ことが大切です。
学生なんですから勉強も大切。ですので、個人的にはあまり遅くまで練習はしないように心がけています。

中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?

中学年代は、その先のステージ(高校以降)で身を助けるであろう技術(試合で使える)・メンタル(強さと柔軟性)を身に着ける場。勝負に拘り過ぎて、そのことが疎かにならないように気を付けています。

そのほかのクラブチームの監督のメッセージはコチラ!

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