「心に残る卒団式」レポート 宮城県「古川サッカースポーツ少年団」編
サカママにとって、3月のビッグイベントといえば卒団式。日本全国で各チームが素敵な卒団式を開催しています。他チームの卒団式の内容が気になるという人も多いのでは?今回は宮城県の「古川サッカースポーツ少年団」の卒団式の様子をレポートします。
「古川サッカースポーツ少年団」はどんなチーム?
古川サッカースポーツ少年団は、宮城県大崎市のスポーツ少年団です。『楽しく。強く。』をスローガンに小学1年生から6年生までが活動しています。日々の練習の他にも、親子サッカー、バーベキューなど定期的にレクリエーションを行っています。
「保護者も一緒にそういったイベントに参加することで、親子で活動を楽しむことができました」 と語ってくれたのは、今回の取材を受けてくれた川名由香里さん。卒団式の準備などを中心となって行った5年生の保護者です。
ここからは、川名さんご協力のもと、3月10日に行われた古川スポーツ少年団の卒団式の様子を詳しく紹介します。
当日のタイムスケジュール
準備
当日は7:30~準備スタート。卒団式が終了するのは夜20時なので、この日はかなりの長丁場です。早朝から、9時から行われる交流試合のグラウンド整備や、その後行う卒団式の会場装飾の準備などをチームメイトと保護者が協力して行いました。
卒団記念試合
その後の交流試合では、それまで付き合いのあった3チームを招待。ジュニア世代最後の対外試合を楽しみながら真剣に行いました。
親子サッカー
子ども達にとっては、練習や試合でずっと走り回ったグラウンドで選手として行う最後の試合です。笑顔の絶えない楽しい試合でした。
卒団式へ
親子サッカー終了後は、会場を移して卒団式へ。送り出す側である5年生の保護者が中心となり、会場を装飾しました。
緑色の模造紙をフィールドに見立て、卒団生一人ひとりの名前を書いた紙をポジションごとに貼り付けました。卒団を迎えた33期生は合計7人です。
卒団式
卒団式スペシャルワンプレート

この日の夕食は卒団式のスペシャルメニュー。お赤飯と炊き込みご飯、焼きそば、フライドポテト、唐揚げ、春雨サラダ、枝豆、デザートと、保護者が手作りした愛情たっぷりのごちそうです。
DVD上映はチームの伝統
卒団式の始まりは、これまで参加した試合の集合写真を抜粋したDVDの上映です。BGMとともにスライドを動画にしたものです。この時点で涙する保護者も。
また、式の途中で上映されるもう1つのDVDは長さなんと約1時間!!このDVDはチームの伝統として毎年作成しています。卒団生の保護者が制作し、子どもから親へ、親から子へ、そしてお世話になった指導者へのメッセージも盛り込んだ大作です。
盛り上がったのは選手入場!
カウントダウンの後に、5年生がクラッカーを鳴らして主役の6年生が入場しました。審判に扮した保護者がまずは入場し、その後一人ひとりの名前を呼んで入場。会場のボルテージが上がりました!
記念品と花束の贈呈
在団生から卒団生への記念品はトートバック(中学校でも体操着などを入れることができるトートバッグ)とメッセージボールを。メッセージボールには指導者と在団生からの寄せ書きが書かれています。
卒団生から在団生への記念品は、これからの活動で使える大型のタープテントでした。テントの屋根には卒団生一人ひとりからのメッセージがマジックで書かれています。
また、花束贈呈も。これは 卒団生から親へ花束と手紙をプレゼントしました。手紙は親には内緒で卒団生にお願いし、サプライズで渡しました。
キャプテン引継ぎ
来年度のチームキャプテン、ゲームキャプテン、キャプテン補佐3名の発表とキャプテンマークの引継ぎを行いました。これからチームの最高学年として活動していく5年生達のまなざしが変わった瞬間です。
卒団式を終えて
「中学からは学区が違うため別々の中学校に進む子どもたち。サッカーをする場も地元のクラブチームや中体連(部活)などさまざまです。これまではいつも一緒に活動してきたので、保護者もお互いに自分の子のように応援し、成長する姿を見てきました。6年生の保護者はもちろんのこと、学年の壁を越えて同じ目標に向かって子どもたちをサポートしてきた在団生の親にとっても、卒団式はかけがえのないセレモニーとなりました」と、川名さん。
まさに「心に残る卒団式」だったようで、そんな素敵なひとときを経ていっそう成長した6年生の姿が目に映るようです。これからも古川サッカースポーツ少年団のOBOGとして良いサッカー人生を歩んでもらいたいですね。