我が家の合言葉『サッカーを好きで楽しくできる環境を親がサポートする』
みなさま、はじめまして!
この度、サカママコラムを担当させていただくことになりました、サカママ歴8年のizumiと申します。
長女(中3)、長男(小6)、次男(年長)、この春3人の卒業と入学を控えたスポーツ大好き3兄弟の母です。
現在、長女は他のスポーツに取り組んでいますが、小学生の頃はサッカー女子でした。長男は地元の少年団チームに所属し、この春からクラブチームへ入団します。次男もまだ始めたばかりですが『メッシみたいなサッカー選手になる!』と夢見てサッカーを楽しんでいます。
そんな子どもたちのママであるわたしが、サカママとして、そして子育てを通じて子どもから教えてもらった気付きや経験と、スポーツ栄養の資格を生かしたカラダ作りのサポートなど、これからコラムでお伝えしていきたいと思います!
頑張る子どもへの、サポート
サッカーに限らずですが、子どもへの親のサポートは不可欠ですよね!
寒い日も暑い日も、朝早くから送迎やお当番、プレーする子ども以上に親のほうが体力も気力も消耗してしまったりして。
そんな日々を送るなかで、どうしても期待や理想から“子どものため”と思いながら、親のエゴのほうが強くなってしまう…なんてことがありました。
長男が4年生の頃、通っているサッカースクールで、年に数回選抜クラスのセレクションがありました。長男は選抜クラスのAチームを目指し何度もセレクションを受けるも、不合格が続き、なかなか合格できない長男を見兼ねて、『他のサッカースクールに通ってみる?』と提案してみたんです。何度も落ち込む姿を見ていると、親のほうが胸が痛くって…。すると長男は、『Aチームに上がりたいから、このまま頑張る!』と思わぬ答えが返って来ました。その後、暫くしてセレクションにも受かり、ようやくAチームへ上がることができました。
あの時、良かれと思って親から提案したことが、もしかしたら長男の純粋に頑張りたい気持ちを踏みにじってしまうことになっていたかも…と思うと、長男の気持ちを優先して見守ってあげてよかったと、今でも心に残っています。期待や理想を優先してはその子が本来楽しめる環境作りとは言えない、せっかくの可能性も閉ざしてしまうとこにも成り兼ねない…と気付いたのです。
親はあくまでサポート。プレーしているのは子どもたち
サッカーだけでなく、他のスポーツでも、勉強でも、頑張る子どもの背中を見て応援してあげたい親の気持ちは当たり前で、いけないとは思いながらも周りの子と比べてしまったり、頑張って練習してきた成果が発揮できなかったことに親のほうが落胆してしまったり…。
親が子どもにのめり込んでしまうと「こんなにやってあげているのに」と、子どもに見返りを求めてしまうこともありますよね。
でも、試合に勝つこと、上達することだけにこだわるのではなく、一歩引いて見てみると、サッカーのプレーだけではなく、子どもの成長に気付けたり見えてくる世界が変わってくることもあるかもしれません。
『見守る』ことの大切さ
主人とは、よく子どものサッカーについて話をします。そして最終的に行き着くのは『サッカーが好きで楽しくできる環境を親がサポートする』ということ。もはや合言葉のようになっています。
15年の子育て、そして8年のサカママ経験で学んだことは、できないことよりできることへ目を向けて、その子なりの成長や頑張りを認めてあげることが、子どもの力を発揮できるようにと導く大切なことなんだと思ったんです。
そして、ママだからこそできる『ココロ』や『カラダ』のサポートで応援することを楽しむことにしました!
子育てとは正に親育てで、ようやく気付くことのできた『見守る』という意味。
このサカママライターという貴重な機会を通じて、私自身もより成長していけたらと思いますので、読者のみなさま、1年間どうぞよろしくお願いします!