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サッカー経験が社会に出てから役立つ理由とは?

プロサッカー選手の経歴を持ちながら、上場企業の社長となった嵜本晋輔さんと、サカママに欠かせないウタマロシリーズを手掛けている株式会社東邦代表取締役社長の西本武司さん。企業のトップで活躍する二人に、サッカー経験がどのように社会で役立つのか、また、これからの時代にはどういった人材が求められるのかをお聞きしました。西本さんから「ウタマロギフトボックス」 のプレゼントもあるので、最後まで一読を!

 

嵜本晋輔

1982年、大阪府出身。関西大学第一高校卒業後、ガンバ大阪へ入団するも、3年で戦力外通告を受ける。引退後、父が経営していたリサイクルショップで経営のノウハウを学び、2011年、株式会社SOU(現バリュエンスホールディングス株式会社)を設立し、同代表取締役に就任。2018年3月には東証マザーズへの株式上場を達成させる。FAN AND株式会社(現 DUAL CAREER株式会社)を2019年9月に設立。

 

西本武司

1980年、大阪府出身。2005年京都大学大学院エネルギー科学研究科卒業。同年大手化粧品メーカーへ入社、研究部へ配属。2008年株式会社東邦入社。2012年に開発に3年を要したウタマロ液体シリーズを発売。洗濯石けんのみだったウタマロを掃除や食器洗い、家事全般をカバーする洗剤ブランドに。2018年に代表取締役社長に就任。

サッカーをやっていたからこそプロになり、クビになった

― ガンバ大阪でプレーした後、起業して、上場企業にまで成長させた嵜本さん。改めて、サッカーを経験してよかったと感じることは?

嵜本さん(以下、嵜本) プロになることに加えて、自分が努力を怠った結果クビになったこともセットで、今はサッカーをやってよかったと思っています。天国と地獄、両方経験したことが、僕にとって人生のターニングポイントになりましたからね。

― クビになったことがよかったとは! とてつもなく前向きですね。

嵜本 もちろん、その瞬間は挫折と失望感で、自暴自棄のようになっていましたけど、そこから心機一転、男としてのプライドを違うところでぶつけていくと決めました。引退後、地道にひとつずつコツコツとやってきたからこそ、今、クビという表現ができるのかもしれないですね。

― 西本さんもサッカー経験があるんですよね?

西本さん(以下、西本) 低学年の頃、サッカースクールに通い始めてから大学生まで、毎日、ボールを蹴っていましたし、今もやっています。小中学の時には、身近に到底敵わない上手い選手がいて、高校ではクラブチームに入ったんですけど、そこにもレベルの高い先輩や同 期がいたんですね。だからサッカーは、上には上がいることを教えてくれた存在でもあります。ただ当時は、上手い選手がいるから損だって思ってましたけど(苦笑)。

嵜本 中学の時、監督に言われた「どれだけ綺麗な天守閣を建てたとしても、石垣がしっかりしていなければ、たった一つの衝撃でくずれるんだ」という言葉を今でも覚えています。サッカーは点を奪い合うスポーツですけど、勝つためには点をいかに取られないようにするかという視点も重要だということを監督は言いたかったんだと思っています。組織をつくるうえでも、攻撃力があっても守備力がないと成り立たないので、最近になって言葉の深みを感じますね。

サッカーで培った自己分析能力はマーケティング力になる!

― サッカーを経験したことで、どういった力が培われましたか?

嵜本 「競争力」と「共創力」です。サッカーは勝ちにこだわっていかないといけないので、競争力は無意識に自分の中で養われたと思っています。共創力とは、共に創り上げる力という意味。サッカーは、どれだけ高い点取り屋がいても、チームとして機能することができなければ勝利はつかめないですよね。だから多種多様な人が集まって一つのチームを形成し、サブメンバーやマネージャー、監督、コーチ、父兄などの支えがあって、今の自分がある。そんなことを高校の頃にすごく痛感したこともあり、「共創力」が培われたと思っています。

西本 一つは、コミュニケーション能力です。サッカーを通して積極的にいろいろな人と話したり、話しかけてもらったことで培われたと思います。もう一つは、自己分析能力。上手い選手がいる中で、自分が活きるにはどうしたらいいのかを常に考えていました。そこから、自分の強みを知って、本番で発揮することも学べたと思います。

嵜本 目標や目的に対しての逆算思考力も、サッカーを通じて養うことができたと思います。プロになりたい、決勝で勝ちたいなど目標や目的を明確にすれば、課題や問題も生まれ、改善してチャレンジし、上手くいかなければ、また繰り返していきますよね。このプロセスは、 サッカーだけでなく、ビジネスにも共通しているんです。スポーツを経験している方は、目標や目的をしっかり持っている方が多いですし、行動にも移すことができているように感じています。

西本 弊社にはウタマロという商品がありますが、商品を作る時はマーケティングが大事になってくるんですね。競合他社もいる中で、自分たちの商品やサービスが「どう差別化できるのか」「どこが強みなのか」などを、はっきりとさせて作っていきます。つまり、マーケティング力は、自己分析能力でもあると思うんです。商品企画のインタビューなどで「マーケティングはどこで学ばれました?」とよく聞かれるのですが、決まって「サッカーからです!」と答えているくらい、サッカーで培った自己分析能力をそのまま活かすことができていると思っています。

暗記型の秀才ではなく、眠っている問題を発掘し解決できる人材が残っていく

― 企業のトップであるお二人。これからは、どういった人材が求められるのでしょうか?

嵜本 受験勉強ができる暗記型の秀才ではなく、世の中の人が気づいていない潜在的に眠っているような課題を発見して特定し、それをロジカルに解決していけるような人が求められると思いますし、私自身、息子にもそんなふうに育ってほしいと思っています。そのためにも、息子の興味・関心のあることはとにかくやらせてあげようと。興味、関心を持ったことは間違いなく身になりますからね。

西本 ビジネスの世界では、人脈が広い人が他ジャンルの人とコラボしやすく、イノベーションが起こりやすいという説があるんです。ですので、コミュニケーション能力が高ければ、そういうことにもつながるのかなと思いますね。また、暗記したことだけでは、世の中では価値を見出せないですし、他の人がやってないことをどれだけ考えて作り出していけるのかが求められるのではないでしょうか。

― 最後にサカママのみなさんにメッセージをお願いします。

嵜本 人生をかけて夢中になれるものを見つけることは簡単ではない中で、サッカーを頑張っている子どもたちはすでに明確に見つけていると思うんです。一つのことに夢中になれる能力は才能だと思いますし、与えられた状況を自ら楽しみに変えられる能力も高いんじゃないかと思いますね。それは、ご両親が作りあげた環境の寄与によるものがすごく大きいと感じています。なぜなら私自身も、両親にそうしてもらったからです。子どもの成長、成果は、一番近くにいるご両親の熱意、愛情に比例してくるので、適度な距離を保ちながら、且つ、伴走型でサポートしていただければと思います。

西本 小学生の子たちに、普段自分たちだけではできないことを経験してほしいという想いから、本来なら今年の6月、ユヴェントスを招いたジュニアサッカー大会を大阪で開催する予定でした。今後、子どもたちが様々なことに興味を持つきっかけとなるような場をサポートし、応援できればと思っています。ウタマロは家事を楽しもうというコンセプトを持っているのですが、「楽しむ」というのは、長く続ける意味でも大事なこと。成功も失敗もポジティブにとらえて、子どもたちだけでなく、親御さんも一緒になってサッカーを楽しみ、子どもの成長につなげてもらえたらと思います。

「ウタマロギフトボックス」を5名様にプレゼント

 

西本さんから、ウタマロ石けん専用ケース付き、ウタマロリキ ッド、ウタマロクリーナー、ウタマロキッチンがセットにな った「ウタマロギフトボックス」 をプレゼント。
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夢を追うアスリートを応援!

 

嵜本さんが代表取締役を務めるバリュエンスホールディングス株式会社では、アスリート生活と社会人生活が送れるように「アスリートのためのデュアルキャリア採用」という取り組みを行っています(https://www.valuence.inc/athlete/)。また、早大ア式蹴球部のオフィシャルパートナーも務めています。


写真/安田健示(西本武司さん)
写真提供/バリュエンスホールディングス株式会社(嵜本晋輔さん)