ママのそのひとことは、本当は誰のため?〜その行動や言葉のウラに隠れた意味〜
はじめまして。サカママ6年目&マザーズコーチングスクール(MCS)認定マザーズティーチャーのNanaです。
ご縁をいただき、これから3か月に一度、サカママライターとしてコラムを書かせていただくことになりました。
マザーズコーチングスクールでコーチングに出会い、子どもとのコミュニケーションを学び始めて今年で5年になります。
今までの経験やマザーズティーチャー仲間からシェアしてもらった実例をもとに、おもに未就学児や小学生のお子さんをもつママへ、ちょっと心が軽くなる日々のコミュニケーションのヒントを共有していきます!
早速ですが、サッカーの練習に行くのに、準備をしている場面を思い浮かべてみてください!(しばらくないかもしれませんが…)
お子さんがなかなか準備ができない時、
あなたはいつもどんな声がけをしていますか??
どんなに知識を持っていても、コーチングを勉強していても、心ここにあらずな状態だと、「今日サッカー行くんでしょ!」「早く準備したら?」などと、うっかり無意識に言ってしまうこともあります。
準備が完了するまでじっと見守る、というのはなかなかハイレベル、ですよね…⁉︎
なかなか準備できない理由とは?
小学5年生のいる我が家でも、そんなシチュエーションは日常茶飯事です。先日、ふと、「なんでまだ準備していないんだろう?」と思って、その理由を推測してみました。
そのとき考えた理由は3つです。
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まだ急がなくていいと思っている。
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やらなきゃいけないのはわかっているが、やる気がでない。
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何かに夢中で、準備しなくてはいけない、という状況に気づかず、話しかけても聞こえない。
1.まだ急がなくていいと思っている。
準備に必要な時間を把握できていないかもしれません。小さなお子さんであれば、「時計が5になるまでにご飯を食べ始めないと、間に合わないかもね。」などと、と先を見通せるように情報提供するとよいケースも。
ただ、やる気スイッチが入ると早い場合は、実は本当はまだ急がなくてよいのかも?
「はやく着替えてよ!」も、突きつめると、「余裕をもって準備してほしい。」というママの自分自身のために言っているひとことだったりするのかもしれません。
2.やらなきゃいけないのはわかっているが、やる気がでない。
一番やっかいな…もとい、ママの声がけがポイントになるケースですね。さて、お子さんのやる気スイッチはどこにあると思いますか?
ヨーイドン!と競争してみたり、あみだくじで、着替えやご飯などの順番を決めてみたり…。
いろいろ試してみると、年齢やその時の状況にもよりますが、やる気スイッチがパチン、と入ることがたまにあります!
子どもは基本的に目の前のことしか見えていないと聞いたことがあります。時間を決めたり、ゲームにしてしまうと動き出しやすいかもしれませんね。
3.何かに夢中で、準備しなくてはいけない、という状況に気づかず、話しかけても聞こえない。
これも我が家ではよくあります。テレビだったり、本だったり。家事をしながら声をかけるのではなく、目の前にいって、肩をトントンし、こちらの世界に戻ってきてもらうしかありません(笑)。
最近は、「質問していい?」と聞いてから話しかけるようにしています。
その行動や言葉のウラに隠れた意味
さて、最初の声がけの場面に戻りましょう。
あなたが今朝お子さんにかけた一言は、本当は誰のためでしょうか?
子どものためになっていたでしょうか?
よかれと思ってかけた言葉も、
“子どもにとって、やる気が失せる原因になっていないだろうか?”
“またいつもの口ぐせだ、と思われてしまっていないだろうか?”
少しだけ視点を変えて考えてみると、スムーズにいくことが増えるかもしれません。
なんと、週明けから、学校は休校になる見込み…。
そんな時こそ、声がけをちょっと気をつけてみるチャンスにしてみませんか?
\\かかってこい、春休み//