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教えて!カントク!ユニオンFC(埼玉県)込田清明監督

「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。

込田清明監督

ユニオンFC
(埼玉県)
込田清明監督

小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。

近年、ジュニアユースの募集が早まり、J下部チームが7月にセレクションを行っていることからも、6年生になってすぐに考えざるを得ない状況かもしれません。
個人的には、6年生の大きな大会が終わってから考えても良いと思いますが、2学期には殆どのチームがセレクションを行っているため、必然的に夏休み明けには選択を迫られてしまっているかと思いますね。

クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。

部活もクラブチームもそれぞれレベルや指導者の質が違うので、一概に指導内容・レベル等は比較できませんが、次のカテゴリーに向けてアドバンテージが出来るように指導している点はクラブチームの良さかと思います。
例えば、部活は最後の大会が夏前に終わってしまいます。一方で、クラブでは受験に向かいながらも10月までは公式戦が入り、3月まで活動をしています。そのため、クラブチーム出身の選手と比べると、部活出身の選手は次のカテゴリーに上がるまでに体力的なブランクが生まれやすいことが大きな違いになるかもしれません。

朝日ジュニアユースフットボールクラブ

中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?

多くの選手が多感期(反抗期)になる年代ですので、家庭・学校・クラブと3者で情報を共有して、一緒にサポートが出来るといいですね。

クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?

全く問題ないと思います。逆に成績が悪いとクラブの活動を制限する場合もあります。

中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?

不安定な心の部分を成長させて、次のカテゴリーで勝負できるようにすることが大切だと考えています。

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