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サッカーを続けてる?壁はあった?「サッカージュニアは今」どうしてますか?-前編

おかげさまで、今春、soccer MAMAは10周年を迎えます。そこで、これまでご協力いただいたサカママのみなさんに、サッカージュニアだったお子さんの10年後の姿や、どんな壁があったのかなどあれこれ聞いてみました。先輩サカママによる小学生時代の反省点やアドバイスなども、ぜひ参考に!

後編はこちら

高校サッカー部で、かけがえのない仲間に出会えたことが宝に!(駒屋朋子さん)

 
福井商業高校に進学し、サッカーを続けた碧くん(高3)

小・中学生の頃は怪我をすることなくサッカーを楽しんでいましたが、高校サッカー集大成の選手権1週間前に、前十字靭帯断裂し手術することになり、悔しくて親子で泣きました。しかし、同じチームの仲間たちが息子のアンダーシャツやソックス、スパイクなどを使って選手権(地区大会)を戦ってくれて。私もサカママの励ましの言葉で救われ、準決勝の日には退院し、応援にかけつけることができました。試合は負けてしまいましたが、親子でかけがえのない仲間たちに出会えたのは最高の宝です

小学生時代の反省…

負けた試合後、帰宅する車の中で、試合の内容や、自分はどうだったかなどを話してくる息子に対し、何度か否定的な言葉を返してしまい、精神的に追い詰めていたことがありました。もっと前向きな言葉をかければよかったと思います(反省)。

先輩サカママからのアドバイス!

サッカーは一人ではできません。仲間、対戦する相手、指導者、審判や運営スタッフがいてサッカーができます。我が子がサッカーできる環境に感謝し、かけがえのない時間を大切にして親子で楽しんでほしいです。レギュラーになれないことや、負けて悔しいこともたくさんあるでしょう。失敗をしないように親が手を差し伸べるのではなく、たくさん失敗することで、学ぶことがたくさんあるのです。いつか、何倍にもなって喜びにかわりますよ

中学生になりフィジカルの差を実感!(藤原あいさん)

 
陽生くん(高1)は、大阪桐蔭高校サッカー部に所属

中学生になった時、まだ成長期を迎えていない息子は線が細く、背も低く、とてもフィジカルの差を感じました。どの試合を見に行っても、一番カラダの差がある時期だったと思います。また、ボールの大きさや試合時間、人数も変わり、とくにボールを持たない時の動きに苦労していましたね。

小学生時代の反省…

サッカーがわからないのに「あそこシュート打てたんじゃない?」など口を出していたので、もっとたくさん褒めてあげたら良かったと思います。

先輩サカママからのアドバイス!

長いようであっという間のジュニア期を、ぜひ楽しんでください!

小学生時代、息子と嬉しさや悔しさを共有できて良かった(岡美砂さん)

 
真覇くん(中3)は、現在「BASRA HYOGO FC」に所属

息子は現在中学3年生で、クラブチームでサッカーを続けています。これまで、色々な試合や練習会場などの送迎、補食のレパートリーなど苦労しました。とくに私自身、自営業をしていて休みが月曜日なので、土日の活動時は休みを取ったり、どうしても無理な場合はメンバーの親御さんにお願いしたり。メンバーの助けなしではやってこれなかったと思います

とくに小学生時代は、悔しさや嬉しさを親子で共有できましたし、何よりも感動をもらえてサカママをやっていて良かったと思います

先輩サカママからのアドバイス!

お子さんがサッカーを続けるなら、高い目標を持って先を見据えて活動することをオススメします。今の時代は色々なスクールもあり、プロへの道も夢じゃないかも知れません。一生懸命、真面目に活動することで高校受験や大学受験などのスポーツ推薦にも繋がります。お母様方は、色んな先輩ママさんからアドバイスや情報を得て頑張ってください!

東海大付属仰星高校でサッカーを続けています!(深海純子さん)

 
スミレくん(高2)は、東海大付属仰星高校サッカー部で全国大会出場を目指す

振り返るとサカママは、小学生時代が1番楽しいですね。子どもたちのサッカーを観戦したり、応援したり、それが1番楽しいのが小学生だと思います。

息子は現在高校2年生で、東海大付属仰星高校でサッカーしています。うちの子はたまたまサッカーがすごく好きで、今も全国大会目指して頑張っています。もうご飯を作るくらいしか役目はないです(笑)。今は息子の洋服など借りたりするのが楽しみですね!

先輩サカママからのアドバイス!

サッカーに関わらず、子どもの興味のあること、好きなことを応援してあげることが一番だと思います。好きじゃないと続かないですから

男子の中で女子1人だけだったので苦労しました(城戸志絵さん)

 
美空ちゃん(中2)は、中学からは他のスポーツへ

小学生時代、娘は男子の中に女子1人だけだったので、ペアを組む時にどうしても余ってしまったり、中々溶け込めなかったですね。中学では、部活に女子サッカー部がなく、サッカーよりもやりたいことがみつかり、今は一生懸命取り組んでいます

サカママでいれたことで、いろいろな情報と繋がりができて良かったです。誌面にも何度か載せていただいたので、転校前のお友達にも元気な姿を見せることが出来ました。

先輩サカママからのアドバイス!

悪かったことよりも、その子の良かったことをたくさん見つけて褒めて、自信を付けさせてあげてください。

FC琉球U-18で、自分の持ち味を磨く努力を今も続けています!(新垣涼子さん)

息子は、現在高校1年生になり、FC琉球U-18に所属しています。小柄なので、苦労はあるかと思いますが、気持ちを切り替えて 小さいなりにドリブルやテクニックなど、自分の持ち味を磨く努力を今も続けています。

小学生時代、ゴールを決めた喜び、 試合に負けた悔しさなどを親子で共感でき、ハラハラ、ドキドキを一緒に味わえたのもいい思い出です。

小学生時代の反省…

食事量、特にお米が少なかったと思っています。やってはいるつもりでしたが、小学生の頃から、食トレをもっと厳しくした方が良かったかなと。甘かったですね。

先輩サカママからのアドバイス!

子どもとサッカーの話題を共有して、サッカーを一緒に楽しんでください!