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子どもが話したくなるママの聴き方

幼い頃は無邪気になんでも話してくれたのに、
子どもが成長していく過程で、徐々にあまり自分のことを話してくれなくなった、ということは、どこのご家庭でもよくあることかもしれません。
 

子どもを応援するためにも
話をしっかり聞いてあげたい!
たくさん話して欲しい!

ママならきっと誰もがそう思うことでしょう。

でもその前に大切なことがあります。

先日、私が失敗し
改めてその大切さを実感した出来事がありました。

それは
ママの「話の聴き方」です。

私の息子は少し前にサッカー中に大怪我をし、手術を終え入院しています。
現在は毎日リハビリに励む毎日ですが、
手術をしたのが膝ということもあり、少しの動きでもかなりの時間を要し、なかなか思うように動けないことや、先の見えてこないリハビリ、
長い入院生活に気持ちが落ち込むこともあるようです。

仕事の合間や、仕事終わりに毎日病院にかけつけ、次男の顔を見にいき、話すのが私の楽しみで、息子も私が来るのを楽しみに待ってくれているようですが、時には私の顔も見ずあまり話してくれないこともあります。

そんなある日、珍しく次男の方から、その日のリハビリの様子や理学療法士さんとの会話などを詳しく話してくれる機会がありました。

そのとき
私は息子の話をしっかり「聞きながら」
息子の周りの整理や片付けをしていました。

顔を出せるのが面会時間ギリギリなことも多く、少しでも息子の身の回りをキレイにしたり整理などをしてあげたいとの私なりの理由があったのですが…
 

すると息子は言いました。
 
「全然話きいてくれてないやん!」

そう言われてハッとしたのに

私はまだ言い訳のように「聞いてたよ」と言ってしまい、彼が話してくれた内容を伝えました。

実際、話は聞こえていたから内容は理解し、
内容も合っていたのですが、
大切なのは私が話をきいてくれたと息子が感じること。

そういう意味では
息子が言うように、私は息子の話をまったく「聴く」ことは出来ていませんでした。

息子には
「せっかく話したのにそれじゃあこれから話したくなくなる」と言われる始末。

ごめんねと伝え、
これからは「ながら聞き」は絶対にやめようと思いました。

「聞く」と「聴く」では大違い。

声や音として自然に耳に入ってくる「聞く」ではなく
相手の話に耳を傾けて「聴く」

頭ではわかっているのに、出来ていないのは、
整理しなきゃ、キレイにしなきゃという自分の思いを優先していたからです

私自身で置き換えて考えると
自分の話をしている時、
もし目の前の人が、話を聞いてくれていたとしても、話の内容に興味を持ってくれていなかったり、別のことを考えてるなぁ、うわの空だなぁということは否が応でも伝わってきます。

ましてや
話を聞いてもらいたいと思っている時なら尚更でしょう。

そんな時、
この人は話を「聴いてくれている」
そう感じることが
またこの人に話そう、また言ってみようという安心感に繋がるのかもしれません。

そう思うと、
子どもが話を自然としたくなるのは

こちらがいろいろ質問して話を聞いたときでもなく

話の内容を理解し分かった、ということでもなく

ただ、ママが話を耳を傾けて聴いてくれている、
否定せず共感し話をきいてくれているというそんな安心感を持てた時なのかもしれません。

あなたは
しっかり子どもの話を「聴いて」あげていますか?

WRITER PROFILE

桐原 圭子
1972年1月25日生まれ、大阪府出身。 エステサロン経営、シングルマザー。息子2人(21歳・19歳)を見守り応援しながらサカママLIFEを満喫中。 現在はサロン経営の他、マザーズコーチング、トラストコーチングの個人向け開講や、企業向けに人材育成研修、1on1セッションなど研修講師としても活動中。