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食事の大切さ~勝つために食べる~

1. 試合当日の食事で「エネルギー補給」
試合前日の夕食で貯めたエネルギーも、一晩寝ればだいぶ空になっています。
そこで、試合最後まで動き回れるエネルギーを再度補給しましょう。
朝食では、いつもよりご飯やパンを多めに食べ、軽食ではお決まりですがパスタ、おにぎり、ホットケーキ、フルーツ、100%ジュースでエネルギーの源「糖質」をたっぷりと補給。これが試合後半の集中力スタミナとなります。

2. 試合にむけての栄養戦略
相手チームを分析してゲームプランをたてるように、栄養・食事にも試合にむけた戦略があります。ポイントは「胃の中を空にしてエネルギーは満タン」にすることです。胃の食べ物が完全に消化され、血液に乗って体の隅々に栄養を送り、試合が始まるのを待ち構えておきます。軽食後は、試合開始時間から逆算してタイミングよく食べておきましょう。

3.疲労回復の決め手は、試合終了直後の栄養補給
  体はエネルギーの補給を待っています。連戦の場合、翌日の試合開始までに
いかに100%の状態に戻すかがポイント。疲労回復をした体を獲得しましょう。

試合直後
水分補給 + 3つの栄養素が疲労回復に効果的
① 糖質
② ビタミンB1とビタミンC
③ たんぱく質
例えば… エネルギーゼリー or バナナ + 100%ジュース
食 事
栄養フルコース型(バランスの良い食事)

WRITER PROFILE

山岸 貴司
1967年7月17日、和歌山県出身。現在日本サッカー協会でレフェリーフィジカルコーチを担当しています。 レフェリーのみならず、スポーツをするにあたって子供の頃から心がけていた方が良いと思うことが沢山ありますので、紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。