東京学芸大学 蹴球部 外川 陽登選手【大学サッカーのすゝめ 2023】

高校卒業後、それぞれの目標を持って大学サッカーへとチャレンジし続ける大学生プレーヤーを紹介する「大学サッカーのすゝめ」。関東一部・二部・三部の計36校から、48名の選手を紹介していきます。
今回紹介するのは、東京学芸大学 蹴球部の外川 陽登選手。進学先を選ぶ際の参考にしてみてください！

東京学芸大学 蹴球部 外川 陽登選手

練習会や各SNSでチームの雰囲気を確認

―東京学芸大学大学を選んだ理由を教えてください。

私が大学を選ぶ際に基準としたことは大きく2つあり、国公立大学であることと関東リーグに所属しているということです。サッカーというよりは学校の特色を優先して考え、その中で自分の学力で合格が見込めるこの東京学芸大学を進路にしました。また、関東リーグ2部というレベルの高い環境に挑戦してみたいと思ったことも理由の一つです。

―大学の練習会に参加した際、注目していた点や気にしていたポイントはありますか？

どのような選手が所属しているのかという点を詳しく調べていました。同じポジションの選手が何人いて、それぞれどのような特徴を持っているのかという点も注目しました。コロナの影響であまり練習参加という経験を自由に行えなかったため、サッカー部の公式SNSやHPを見てチームの雰囲気などを注視しました。

自己管理能力が大切

―大学サッカーに進んで良かったことを教えてください。

自分の好きなサッカーについて、考えを深める時間を多く取れる点が自、分にとっては大きな利点だと感じています。高校までとは違い、一日の多くの時間を自分の判断で過ごす中で、これまでの人生の中で間違いなく一番サッカーについて考える時間の多いです。

―大学進学後、高校生の時にイメージしていたこととギャップはありましたか？

あまり大きなギャップは感じていませんが、高校生の頃、自分が思っていた以上に、時間は確保できていると思います。ただ、そうなると必然的に自己管理能力が大事になるので、入学当初は個人的にも苦労しました。

先輩・後輩問わず全員が切磋琢磨している

―東京学芸大学・サッカー部のPRポイントを教えてください。

東京学芸大学蹴球部では関東2部リーグに昇格すべく日々切磋琢磨しています。いい意味で先輩、後輩の仲が良く、練習や試合でもお互いに厳しく要求しあえる雰囲気があります。また、真面目な選手が多く、各々がサッカーに真摯に向き合えていることもこの部の良い点だと思います。

―最後に、現役高校生に向けてメッセージをお願いします！

サッカーと学業、どちらにも苦しいことやつらい時間はあると思います。でも、どちらも妥協せず行うことに価値があるし、プロを目指す選手、社会に出る人のどちらにもこの努力は生きるはずです。だからこそ今、苦しくてつらいという人にも頑張ってほしいと思うし、その努力からは結果以上の価値を得ることができると思います。応援しています、頑張ってください！

高校時代の自分にアドバイスを送るとしたら？

大学に進学してサッカーを続ける外川 陽登選手に、高校時代の自分へのアドバイスやメッセージを聞いてみました。
現役高校生は、今の自分と照らし合わせて参考にしてみてください。

サッカー面
適度な筋トレをすること。質の高い食事をとること。サッカーに対する理解を深めること。この3つを妥協せずにやっていれば間違いありません。あとは指導者の話をよく理解して聞くことだと思います。

勉強面
よく頑張っていると思います。いまの大学生活があるのもこの時の自分の頑張りのおかげだと思うので、支えてくれる周囲の人への感謝を忘れずに継続して励んでほしいです。

生活面
朝ごはんをおろそかにしないことと、お菓子やカップ麺などの間食をできるだけ我慢しましょう。そうすればもしかしたら身長がもう少しだけ伸びるかもしれません。期待しています。

大学サッカープレーヤーの生活に迫る！

大学でサッカーを続けている選手たちは、どんな生活を送っているの？
気になるあれこれを聞いてみました。

生活スタイル

サッカー部について

※「大学サッカーのすゝめ」は関東大学サッカー連盟のご協力のもと作成しています。記事内で使用している写真は各チームの了承を得た上で、連盟を経由してご提供いただいたものです。