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教えて!カントク!TAC Salvatore(東京都)鈴木裕介監督

「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。

 

TAC Salvatore
(東京都)
鈴木裕介監督

小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。

毎年セレクションが早くなってきています。早いところでは7月からセレクションを始めるチームもありますので、6年生になった時には行きたいチームや興味があるチームの情報を調べられているといいかもしれませんね。

クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。

指導者が各カテゴリーにいることでしょうか。GKコーチ、トレーナーといった専門のスタッフもいるので、選手を手厚くサポートできると思います。

中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?

ご家庭での規律正しい生活(食事・睡眠)をお願いしたいです。

クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?

自分次第かと思いますが、両立はできると思います。私達のチームでは練習会場から徒歩2分のところに学習塾を運営しています。平日の練習は19時からなので、その前の17時から2時間勉強をしています。練習後は疲れていたり時間が遅かったりで、勉強している選手は少ないです。また練習のない日に塾に行く選手もいますが、自分の時間や休む時間が少なくなってしまう面もあるので、練習する前に勉強するということを提案しています。普段から学習習慣がある選手は試験前であっても休みません。

中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?

サッカーを知ることだと思います。基本的な個人戦術・チーム戦術・役割を理解し、考えるベースを作ることが大切ではないでしょうか。

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