「いつまで・どこまで」サッカーを続ける? 中学受験期のわが家の選択
こんにちは。
今回は、中学受験と両立しながら、いつまで、どこまでサッカーを続けたのか、わが家の選択について書いてみたいと思います。
いつまで・どこまでサッカーを続けるか
「受験を優先したい。でもサッカーも最後まで頑張らせてあげたい」
中学受験を考えるサッカー少年のご家庭なら、一度は悩むテーマではないでしょうか。
「受験だから思いきって1年間休もう」
「最後までチームと一緒に戦おう」
つい、この二択で考えてしまいがちですが、その間にもさまざまな選択肢があります。
わが家では、
「いつまで続けるか(期間)」
「どこまで続けるか(強度)」
という2つの軸で考えました。
そして選んだのは、「細く、長く続ける」という方法です。
試合は早めに一区切りつけても、練習や自主トレでボールに触れ続ける。そんな選択肢があっても良いのではないかと考えたのです。
もちろん、正解はひとつではありません。お子さんの性格やチーム、塾の状況によって最適な形は違います。ただ、事前にチームや塾と相談しながら計画を立てておくことで、受験もサッカーも納得できる形に近づけると感じました。
まず確認したいのは「試合はいつまで?」
小学6年生になると、ワーチャレやバーモントカップ、トビゲリなど、大きな大会が続きます。チームによってはプレミアリーグのチャンピオンシップなどもあるかもしれません。予選を通過すれば本戦もあり、夏休みがサッカー中心になるチームも少なくありません。
リーグ戦も前期・後期に分かれていることが多いため、「いつまで試合に参加できるか」は早めに決めておくことが大切です。
受験を理由に、途中から急に試合に出られなくなると、本人もチームも予定を立てにくくなります。だからこそ、監督やコーチと早めに相談し、チームとしても見通しを持ってもらったうえで、お互いが納得できる形を見つけておくことをおすすめします。
そして、子ども同士でもきちんとコミュニケーションを取って、応援される形でお休みに入れると良いなと思います。
夏期講習との両立は「情報戦」
夏以降は、塾とのスケジュール調整も重要になります。
同じ夏期講習でも、塾によって仕組みは大きく異なります。
・欠席分を映像授業で補えるか
・授業が積み上げ式か、それとも毎回完結型か
・毎回の復習テストでクラス昇降があるか
・補講や宿題の調整を相談できるか
こうした情報を事前に知っているだけで、サッカーとの両立は考えやすくなります。
受験は勉強だけでなく、情報を集めて準備することも大切だと感じました。
練習は「ゼロ」にしない
試合だけでなく、練習への参加方法も確認しておきたいポイントです。
チームによって異なりますが、自由に参加できるところもあれば、公式戦に出ない選手は練習参加も難しいという場合もあります。
わが家は、9月以降も塾が休みの日だけチーム練習に参加させてもらっていました。ただ、2〜3週間空いた状態で強度の高い練習に参加すると、身体は想像以上についていけません。
だからこそ、サッカーを休んでいる期間も、身体づくりだけは続けていました。
たとえば、
・ランニングやインターバルトレーニングで心肺機能を維持する
・兄弟と朝練をしてボールに触れる
・ストレッチや体幹トレーニングを習慣にする
など、無理のない範囲で「細く長く続ける」ことを意識しました。
また、公式戦などの試合に出なくなると、チームメイトとの温度差を感じることもあります。
前回のトレーニングで取り組んだことがわからず戸惑ったり、思うようにプレーできず、足を引っ張ってしまったりすることもあるでしょう。そうなると、本人もチームの練習に参加しにくくなることもあるようでした。
そこでわが家の息子は、幼い頃から通っていたスクールだけは受験直前まで週1回続けました。
勝敗を意識する場ではなく、「サッカーは楽しい」という感覚を持ち続けられたことは、精神的にも大きかったように思います。
復帰するときこそ慎重に
受験が終わると、「早くサッカーがしたい」という気持ちが一気にあふれてきます。
息子もそうでした。
久しぶりに思いきりプレーできることが嬉しくて、最初から100%の力で練習や試合に参加しました。
しかし、身体はまだ準備ができておらず、その結果、大きなケガではありませんでしたが、慢性的な故障にしばらく悩まされることになりました。
「あのとき、もう少し段階的に戻していれば…」
今振り返ると、それがわが家の一番の反省点です。
Jrユースでは、中学受験が終わる2月頃には、すでに練習が始まっているチームもあります。少しでも早く合流したい気持ちになると思います。
でも、焦って故障してしまっては本末転倒です。
チーム練習と自主トレをうまく組み合わせながら、少しずつ身体を戻していくことが、新しいステージで良いスタートを切る近道なのではないかと感じています。
最後に
中学受験はゴールではありません。
その先には、新しい仲間とのJrユース生活が待っています。
だからこそ、受験期間中も「完全にゼロにする」のではなく、自分たちに合った形でサッカーとのつながりを残しておくことも、ひとつの選択肢だと思います。
わが家は、「いつまで続けるか」と「どこまで続けるか」を考えながら、「細く、長く続ける」という方法を選びました。
もちろん正解はひとつではありません。
それぞれのご家庭に合った形があると思いますので、ひとつの例としてご参考になれば幸いです。
