親の知らないサッカーの入り口。子どもたちはゲームから何を学んでいる?
サカママコラムをご覧の皆さま、こんにちは! ライターのまりこです。
いよいよワールドカップが開幕ですね! もれなくドキドキワクワクしているのですが、最近息子たちとの会話で気づいたことがあります。
それは「私のほうが最近の海外サッカー選手を知らない!!!」ということです。
息子たちはいったいどこから海外サッカー情報を得ているのか? 不思議に思って聞いてみると、どうやら私がノータッチの世界、「サッカーゲーム」から知識を得ているようなのです。
そこで、今回は息子たちからサッカーゲームについて教えてもらったことをまとめていきます!
いまどきのサッカーゲームの種類と特徴

「ゲームなんて」と、多くのサカママはゲームにネガティブな印象を持っているかもしれません。私も子どもがずーっとゲームばかりやっていると、(大丈夫なのかなぁ)と正直不安になる気持ちがあります。
でも、息子たちの話を聞くと、どうやら最近のサッカーゲームはかなり進化しているようで、現代サッカーの理解が深まる側面が強まっているようです。実在選手、実在クラブも登場するそうで、そこで息子たちはサッカー選手の名前や特徴、リーグ名やチーム名を細かく覚えていました。どうりでスポーツニュースからしか知識を得ていない私よりも圧倒的に詳しいはずだ! と納得。
そして、サッカーゲームは大きく2つのタイプに分けられ、1つはリアル系サッカーゲーム、もう1つは育成系サッカーゲームです。両方の要素を含むゲームもあるようです。息子たちにインタビューをしながら、どんなところが面白いのか、ハマるポイントを教えてもらいました。
リアル系サッカーゲーム「eFootball」

今一番子どもたちの会話からやたらと聞こえてくる「イーフト」という単語、これは「eFootball」というゲームの略です。昔は「ウイニングイレブン」と呼ばれていたゲームが、今は名前を変えていたのですね。全然知らなかった…。息子たちにイーフトの特徴と魅力を教えてもらいました!
特徴
・基本アプリダウンロード無料で、誰でもスマホで始められる
・オンラインで仲間と一緒に遊べる
・ドリブル、パス、守備など操作が分かりやすい
・実在の選手の動きが細かく再現されている
・現実のサッカーの試合と連動した「ライブアップデート」
※毎週木曜日に、直近の試合結果を反映し、各選手のコンディションが更新される!
子どもに聞いたおすすめのポイント
・サッカーの戦術について理解できる、というよりは、選手に詳しくなれるのが最大の魅力
・昔のレジェンド選手も出てくるので、それが面白い
・オンラインで誰とでもすぐに一緒に遊べて、盛り上がる
・一部だけど実際にある有名なスタジアムでプレイできるから嬉しい
・ライブアプデがあるので、現実の試合結果も自ずと分かる
息子たちから話を聞きながら驚いたポイントは2つ、「ライブアップデートの仕組み」と、「昔のサッカー選手についての情報量の多さ」です。
まさか現実のサッカーの試合結果や選手の活躍をもとに、ゲーム内選手の調子が更新されていたとは! 目から鱗でした。
それと、息子たちが昔のサッカー選手についてもかなりの知識を得ていて、プジョル、クライフ、ペレ、など、ひと昔前に引退した選手から往年のレジェンド選手まで、名前や特徴がバンバン出るわ出るわ。「ママが好きだった中田英寿選手って分かる?」と聞くと、当然、といった口ぶりで特徴を話してくれました。こんなふうに昔の選手について息子たちと話ができるようになるなんて思ってもいなかったので、これはゲームのおかげですね。
育成系サッカーゲーム「PC版サカつく」

「サカつく」の正式名称は「プロサッカークラブをつくろう!」。これは高校生になった兄がハマっている、PCを使ったゲームです。アプリ版もあるようですが、中身にはかなり違いがあり、目的も遊び方も異なるそう。そこで、兄にPC版のサカつくについていろいろ教えてもらいました。
特徴
・クラブ経営シミュレーションが中心
・自分は「監督兼クラブ代表者」として選手獲得、育成、戦術、施設、資金管理を行う
・試合は戦術・選手起用などの采配のみで、フル3Dで「観戦する」立場
・アプリ版と異なり課金要素は基本ない
・主要リーグのクラブ名は実名が多く、実在選手も多数登場する
子どもに聞いたおすすめのポイント
・試合の操作アクションより戦略・育成が好きな人におすすめ
・自分だけの理想のクラブをつくることができる
・自分が監督となって、チームを強くしていくプロセスが楽しい
・実在のリーグ、チーム、選手たちを使えるのでサッカー好きはみんなハマる
・スカウトの視点や観客動員を増やすマーケティングなど、今まで考えなかったことを学べる
兄の話を聞いていて思ったのは、小学生には若干難しいかな(今のところ弟は興味をあまり示さない)ということです。ですが、中学生や高校生になったら、プロサッカーの世界をいろいろな角度から理解するために大事な知識がたくさん詰まっていると思いました!
高校生の兄がサッカーゲームを通して社会や組織の仕組みに触れ、判断力や戦略的感覚を磨いてくれているのであれば、それは価値があるなと感じます。育成系サッカーゲームは、子どもが熱中するものとしてむしろ良質なのでは? とすら、今は思っています(笑)。
サッカーゲームは親子の会話が増える絶好のツール

今までは、子どもがゲームばかりやっていると大事な時間が奪われているのでは? と不安があったのですが、話を聞いてみると、むしろ現実とつながっていて面白そうで、熱中する理由がよく分かって安心しました。
あと、一番嬉しかったのは、思春期真っ最中の長男が、「サカつく、今やってるけど見に来る?」「説明するよ」と積極的に私に声をかけて、丁寧に解説してくれたことです(かわいいな!)。普段無口でぶっきらぼうでも、自分が好きなことや興味を持っていることに親が関心を寄せると、やっぱり嬉しいのでしょうね。
今回のコラムをきっかけに、今後も「最近、チームの状況どうなの?」とか「最近推しのサッカー選手は誰なの?」と、子どもたちとの会話が弾みそうです!
みなさんも、お子さんがハマっているサッカーゲームがあれば、ぜひ説明してもらってみてくださいね。
今回も最後までコラムをお読みいただきありがとうございました。