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教えて!カントク!吹田南フットボールクラブ(大阪府)上野二郎監督

「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。

 

吹田南フットボールクラブ
(大阪府)
上野二郎監督

小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。

4種年代にしっかり集中してサッカーに取り組むためには、本来は12月のU12全国大会の予選・本大会を終えてから考えるべきだと思います。ただ、実質はJクラブは4月くらいから、タウンクラブのビッククラブも8月・9月くらいから競争するようにセレクションやスカウトを行っているところもありますので、その点は抑えておいた方がいいかなと思います。

クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。

専門のライセンスを持った指導者が個別に指導できる点でしょうか。また、様々な学校の選手と交流したり、活動範囲が部活より広く、社会に触れる機会が多いのもクラブチームの良さだと思います。

中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか?

保護者は見守ることです。晴れた日には雨を予報し、雨の日には晴れる日が来る事を伝えるような関係が大事だと思います。

クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか?

できます。できるかできないかではなく、やるかやらないかの問題。学業との両立に関しては、クラブチームも部活も変わりはないかと思います。

中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか?

自立し、自分でできる事を増やすこと。上手く行かない時に逃げずに取り組むメンタリティを育てること。

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