【ダラス現地レポ】気温40℃、夜9時でも明るい!? W杯開催地ダラスの夏
こんにちは、テキサスのサカパパ、Japa-ricanです!
いよいよ待ちに待ったFIFAワールドカップが開幕しますね! そんななか、私は妻と3人の子どもたちをダラスに残し、5月末から日本へ出張中です。今回のコラムは日本から執筆していますが、皆さんがこれを読まれる頃には、ワールドカップ開幕で熱気に包まれるダラスへ戻っている予定です。
空港の混雑状況や現地の盛り上がり、そして日本代表戦のライブ観戦レポートなどは、私のInstagramで随時発信していきますので、ぜひフォローしてください!
今回の日本滞在では、仕事の合間にたくさんのサッカーグッズを調達してきました。どのユニフォームやグッズを身につけて日本代表戦を観戦しようか、今から迷っています。初戦のオランダ戦では、コーナーキック時の中継カメラに映るかもしれない席で観戦予定です。もし映ったら、「ウォーリーをさがせ!」感覚でJapa-rican親子を探してみてください(笑)。

さて、今回の日本滞在中には、台風6号による影響や線状降水帯による豪雨、そして高温多湿な日本の初夏を体感しました。そこで今回は、ワールドカップ開催地のひとつでもあるダラスの6月の気候についてご紹介したいと思います。
6月のダラスは「とにかく暑い」
日中の最高気温は35℃を超えることが珍しくなく、年によっては40℃近くまで上がることもあります。日本の真夏並み、あるいはそれ以上の暑さを想像していただくとよいでしょう。
特に注意したいのが日差しの強さです。テキサスの太陽は日本以上に強烈で、肌に刺さるような感覚さえあります。ダウンタウンには高層ビルが立ち並びますが、そこを離れれば日差しを遮るような建物はほとんどありません。現地観戦を予定されている方は、日焼け止め、サングラス、帽子を必携アイテムとして考えておくことをおすすめします。
一方で、日本の夏との大きな違いは湿度です。ダラスは高温ではあるものの、日本のような蒸し暑さはそれほどありません。日陰に入ると意外と過ごしやすく、風が吹けば快適に感じることもあります。
さらに注意したいのが脱水症状です。ダラスは湿度が低く日差しが非常に強いため、汗をかいてもすぐに蒸発してしまいます。そのため、「あまり汗をかいていないから大丈夫」と思っていても、実際にはかなりの水分を失っていることがあります。気づかないうちに脱水症状になってしまうケースもあるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
海外旅行では「水道水には気をつけましょう」とよく言われますが、ダラスの水道水については、私自身は日本と同じようにそのまま飲んだり、料理に使ったりしても特に問題を感じたことはありません。ただし、水質や味の感じ方には個人差がありますし、慣れない土地で体調を崩してしまっては、せっかくのワールドカップ観戦も楽しめません。安心のためにも、飲み水は市販のボトルウォーターを利用することをおすすめします。
サマータイムで夜9時頃まで明るい!?
また、アメリカでは6月はサマータイム(夏時間)が適用されています。日の出は午前6時30分頃、日の入りは午後8時30分頃で、夜9時頃まで明るさが残ります。そのため、体感的には一日がとても長く感じられます。

気温のピークは午後3〜5時頃になることが多く、この時間帯の屋外移動には特に注意が必要です。日陰の少ない場所では強烈な日差しが照りつけ、徒歩での移動は10分程度でもかなり体力を消耗します。私自身、日本から来た家族や友人を案内するときは、できるだけこの時間帯の長距離の徒歩移動を避けるようにしています。
突然の雷雨に要注意
もう一つ知っておきたいのが、テキサス特有の雷雨です。日本のように一日中雨が降り続くことはあまりありませんが、晴れていたと思ったら突然空が暗くなり、スコールのような激しい雨と雷に見舞われることがよくあるので、天気予報をこまめにチェックしなければいけません。
私自身、ダラスで何度も経験していますが、その雨量は想像以上です。ワイパーを最速にしても前が見えにくくなるほどで、道路の排水も日本ほど良くないため、短時間で道路に水が溜まります。特に高速道路では視界が一気に悪くなるため、レンタカーなどで移動される方は十分注意してください。慣れない土地での運転中に突然雷雨に遭遇すると、想像以上に緊張すると思います。

実は、この雷はサッカーにも大きな影響を与えます。アメリカでは雷に対する安全基準が非常に厳しく、多くの大会や施設では試合会場から半径5マイル(約8km)以内で雷が確認されると試合が中断されます。施設によってはさらに広い範囲を監視しており、半径8マイル(約13km)以内で雷が検知された場合に中断となるケースもあります。
私の息子たちの試合でも、5月6月は雷による中断や中止は決して珍しいことではありません。選手や保護者が避難場所へ移動し、「最後に雷が確認されてから30分間」はプレーを再開できないルールが一般的です。その30分の間に再び雷が発生すると、待機時間は再びゼロからカウントされます。そのため、この時期は雷雨により試合開始が大幅に遅れたり、そのまま中止になったりすることもよくあります。
昨年、アメリカで開催されたクラブワールドカップでも、雷による試合中断やキックオフ時間の変更が話題になりました。日本では「まだ雨も降っていないのになぜ試合を止めるのだろう」と感じるかもしれませんが、アメリカでは雷そのものを重大な危険と捉えており、安全を最優先に運営が行われています。
ただし、日本代表が試合を行うダラス・スタジアムは、ワールドカップ会場の中でも数少ない完全屋内型スタジアムです。そのため、雷雨による観戦環境への影響はほとんどないと考えられます。スタジアムへ向かう際の移動には注意が必要ですが、いったんスタジアムに入れば、外の天候を気にすることなく快適に観戦できるでしょう。

ここまでダラスの6月の気候についてご紹介してきましたが、実際に現地へ来られる方は、日本との環境の違いにきっと驚かれることでしょう。強烈な日差しや暑さ、突然の雷雨など、テキサスならではの気候への備えは必要です。
その一方で、世界中から集まったサポーターたちの熱気や、ワールドカップならではの特別な雰囲気を味わえるのも現地観戦の醍醐味です。このコラムが公開されてから4日後の6月15日には、いよいよ日本代表の初戦・オランダ戦が行われます。私も息子と一緒にスタジアムで青いユニフォームに身を包み、全力で日本代表を応援する予定です! 選手たちには思いきりピッチで躍動し、日本らしいサッカーを見せてほしいですね。
さあ、いよいよ世界一を目指す戦いが始まります。がんばれ日本!