サッカー少年の体は“毎日のごはん”でつくられる。無理なく続ける食事のコツ
前回は、食事・運動・休息のバランスが大切というお話をしました。
今回はその中でも、ママたちの悩みが多い「食事」についてお伝えします。
「大切なのは、毎日コツコツ」
強くなりたい。
子どもたちはみんなそう思って、一生懸命練習していますよね。
チームのトレーニングだけでなく、自主練をしたり、たくさんボールに触れてスキルを身につけていきます。
小さな積み重ねを続けることで、結果が変わることを、子どもたちは経験の中で学んでいきます。
実は、体づくりも同じです。
私たちの体は、古い細胞から少しずつ新しい細胞へと入れ替わっています。
個人差はありますが、腸の細胞は数日、骨の細胞は数カ月かけて入れ替わるといわれています。
つまり、そのタイミングで必要な栄養が不足していると、
体は十分に回復・成長しにくくなってしまいます。
だからこそ、試合の前日だけ食事を意識しても十分ではありません。
日々の積み重ねが、体づくりにつながっていきます。
無理をしないこと
スポーツ選手が強くなるためには、トレーニングだけでなく、
そのトレーニングに耐えられる体づくりが必要です。
土台ができていない状態で負荷をかけてしまうと、
ケガや故障の原因にもつながってしまいます。
最近では、スポーツ栄養を意識するご家庭も増えてきました。
より良いパフォーマンスのためには、
日々の食事・トレーニング・休息のバランスがとても大切です。
ただ、ここで多くのママたちが感じるのが、
「毎日の食事を頑張り続けるのが大変」ということ。
私自身も、同じように感じています。
仕事や家事、育児に追われる毎日の中で、
毎回しっかりと食事を用意するのは簡単ではありませんよね。
「手を抜いてはいけない」と思いすぎると、
それが負担になってしまうこともあります。
そんなときは、無理をしなくて大丈夫です。
1回の食事で体が大きく変わることはありません。
1日ではなく1週間、
1週間ではなく1カ月と、
全体でバランスが取れていれば問題ありません。
大切なのは「続けること」です。
我が家では、時間があるときは品数を意識して食事を作りますが、
忙しい日や疲れているときは、シンプルな食事にしています。


そんなときに意識しているのは、
「一品の中で食材を増やすこと」です。
たとえば丼物でも、
お肉や魚、野菜、豆類などを組み合わせるだけで、
摂れる栄養は大きく変わります。
鶏むね肉を使った麻婆豆腐丼にしたり、
フルーツをプラスするだけでも十分です。
沖縄でよく食べるもずく丼も、
ひき肉や野菜、きのこを一緒に入れることで、
バランスの良い一品になります。



我が家は白米ではなく、麦・もちきびを入れています。
ご飯を雑穀米にすることも、摂取できる栄養素を増やす方法のひとつですね。
完璧な食事を目指さなくて大丈夫
できる範囲で、少しだけ意識することが大切です。
ママたちが無理をしてしまうと、
サポートも続けることが難しくなってしまいます。
だからこそ、
「毎日コツコツ」と「無理をしないこと」を大切にしていきましょう。
そして、子どもたちにも、
食事が体づくりにとって大切であることを伝えていくこと。
練習と同じように、
食事も成長の一部として考えられるようになるといいですね。
子どもたちの成長を、
一緒に楽しみながら応援していきましょう。