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たんぱく質が効率よく手軽に摂れる!?いま豆乳が選ばれている理由とは

たんぱく質が効率よく手軽に摂れる!?いま豆乳が選ばれている理由とは

9月10日、都内で日本豆乳協会の記者発表会が開かれました。10月12日の「豆乳の日」を前に、協会と加盟各社が今秋の取り組みを発表。会場ではキッコーマンソイフーズ、マルサンアイ、ふくれんの3社がブースを出展し、新商品の試飲も行われました。その発表会で何度も出てきたのが、サカママも気になるキーワード「タンパク質」でした。会場で3社の商品担当者にも話を聞きながら、いま豆乳が伸びている理由を探ってきました。

豆乳市場を押し上げているのは…

10月12日は「豆乳の日」
前列左から堺信好氏(日本豆乳協会副会長)、山﨑孝一氏(日本豆乳協会会長)、大島秀隆氏(日本豆乳協会広報部会長)、後列左から藤川亨祐氏(キッコーマンソイフーズ)氏、濱崎高伸氏(ふくれん)、井上明子氏(マルサンアイ)

2026年1〜6月の豆乳類の生産量は23万175kl(前年同期比110.9%)と、過去最高ペースで拡大しています。なかでも伸びが大きいのが、大豆と水だけでつくる無調整豆乳。上半期だけで8万6762kl、前年同期比122.8%と、統計開始以来の最高値を更新しました。

では、なぜいま「豆乳」が選ばれているのでしょうか。

同協会が2025年12月に実施した消費者調査(1万人対象)によると、豆乳を購入する理由のトップは「健康に良い」で約70%。次いで「たんぱく質が摂取できる」が54%と続きます。豆乳について知られている内容でも、「特に植物性たんぱく質が豊富」が55%でトップでした。

「プロテインには抵抗があっても、豆乳なら」

会見で今秋の取り組みについて発表を行った協会加盟3社の商品担当者に「たんぱく質の重要性」そして「スポーツキッズが豆乳を取り入れることのメリット」についてお話を伺いました。

まず、ふくれんの濱崎高伸さんです。
「ジュニア年代の保護者にとって、プロテイン飲料に抵抗がある方もいらっしゃると思います。豆乳は朝食、おやつ、食事のときのドリンクなど手軽に飲みやすいところが支持を集めているではないでしょうか」

キッコーマンソイフーズの藤川亨祐さんも、強調したのは「手軽さ」でした。
「たんぱく質は年齢を問わず、体をつくる大事な栄養素。豆乳がその選択肢のひとつになればいいなと思っています。ハムを焼いたり卵を割ったりするより、豆乳はパッと飲めるし、常温でも保存できます。保護者にとっても、そこは大事なポイントかと思います」

マルサンアイの井上明子さんは、保護者の「摂らせたい」に応えることが商品づくりの起点だと話します。
「たんぱく質、カルシウム、鉄分、保護者が子どもに摂らせたい栄養素を、サプリではなく、子ども達の体に自然に入って、安心して飲んでいただけるかたちでお届けしたいと考えています」

学校給食にも? 協会が進める「豆乳アカデミー」

会見では協会が今年度から展開する「豆乳アカデミー構想」についても進捗が報告されました。同施策はこれまで個別に行ってきた食育の出前授業、豆乳資格検定、高校生による豆乳レシピ甲子園、学校給食への活用支援といった活動を、ひとつのコンセプトのもとに束ねたもの。テーマは「いつでも、どこでも、だれでも豆乳生活」です。

今年度は自治体や給食センターと連携しながら学校給食への採用を進めており、埼玉県と愛知県では、大学や小学校などと連携した「豆乳特区」の実証が進められています。10月7日には、管理栄養士・栄養士などに向けて、学校給食での豆乳活用をテーマにしたセミナーも開かれます。

10月は「豆乳月間」。子ども向けの新商品が続々

10月12日は「豆乳の日」です。また10月を「豆乳月間」と定め、各社が子ども向けの施策を強化します。

10月12日は「豆乳の日」

キッコーマンソイフーズは、9月14日に「豆乳キッズ バナナ」を新発売。タンパク質5.2g入りで、カルシウムは牛乳と同等「※牛乳100gあたりカルシウム110mg(出典:文部科学省 日本食品標準成分表2023普通牛乳))という設計です。食育にも力を入れており、学研と共同制作した書籍「豆乳のひみつ」を全国の小学校に寄贈、店頭や小学校での出前授業も実施しています。10月10〜12日には新宿サザンテラス広場で「キッコーマン豆乳 Presents 豆乳フェス 2026」も。秋冬には鍋に豆乳を入れる食べ方も提案します。

10月12日は「豆乳の日」

マルサンアイは、子ども向けの「まめぴよ」シリーズをパッケージリニューアル。管理栄養士328人への調査を踏まえ、ココア味といちご味が「管理栄養士97%推奨」マークつきになりました。選ばれた理由は3つ。125mlで最後まで飲みきりやすいこと、タンパク質に加えて食事だけでは不足しがちな鉄とカルシウムが摂れること、そして乳成分不使用なので、乳アレルギーのお子さんにも選びやすいこと。9月1日には新ブランド「ちゃんとプラント」もスタートしています。

10月12日は「豆乳の日」

ふくれんは、10月1日から「ふくれん豆乳フェア2026」を開催。福岡県内のベーカリーやカフェとコラボし、豆乳を使ったメニューを展開します。朝食のパンと一緒に、という提案です。同社の豆乳は、九州産「ふくよかまる」大豆を中心に国産大豆を100%使っているのが特徴。豆乳飲料には「博多あまおう」や福岡県産いちじく「とよみつひめ」など、地元の果物や素材を合わせたラインナップが揃います。

「摂らせたい」を、いちばんラクに叶える

朝食に、おやつに、練習に出かける前に。ハムを焼く時間も、卵を割る手間もなく、冷蔵庫からパッと出せる――たんぱく質をはじめ、鉄やカルシウムも一緒に摂れることが、いま豆乳が選ばれる理由なのかもしれません。10月12日は「豆乳の日」。スーパーの売り場をのぞいてみると、我が家の食卓に合う一本が見つかりそうです。

10月12日は「豆乳の日」

お問い合わせ先:日本豆乳協会 https://www.tounyu.jp/

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