Jrユースに入って実感。サッカーと両立する中学受験の「学校選び」で確認したいこと
こんにちは。
これまで、Jrユースのチーム選びや、受験とサッカーをどのように両立してきたかについて書いてきました。
今回は、少し視点を変えて「学校選び」について書いてみたいと思います。
中学受験では、どうしても偏差値や進学実績に目が向きがちです。
もちろん、それらも大切な判断材料です。
でも、Jrユースでサッカーを続けながら中学校生活を送ることを考えると、それだけでは足りないのかなと、実際に息子が中学生になった今、感じています。
大切なのは、
「その学校で、本当に両立できるか」
という視点でした。
受験前は「サッカーを続けられる学校か」ということを考えていました。
でも、実際に生活してみると、それだけではありません。
「サッカーを続けながら、学校生活も楽しめるか」
そこまで考えて学校を選ぶことが大切だったのだと感じています。
わが家が学校選びで確認しておきたかったポイントは、大きく4つあります。
① 家・学校・Jrユースの距離
これは以前の記事でも書きましたが、やはり基本になる部分です。
・家から学校まで
・学校から練習場まで
・家から練習場まで
・週末の試合会場まで
一つひとつは「通える距離」でも、それが毎日積み重なると、想像以上に負担になります。
大切なのは、
「通えるか」ではなく「毎日続けられるか」
ということだと思います。
ただ、実際に息子の生活を見ていると、たとえ通学に1時間かかっても、本人の意思や意欲があれば、意外と何とかなるものだとも感じています。
だからこそ、単純に「学校から練習場まで何分」という数字だけで判断するのではなく、そのチームでプレーしたいという本人の意欲や、その学校に通いたいという気持ちも大切にしながら、
「この生活を6年間続けたらどうなるだろう?」
と想像してみることが大切なのではないかと思っています。
② 授業や欠席への柔軟さ
意外と見落としがちですが、ここはJrユースとの両立を考えるうえで、とても重要でした。
特に確認しておきたいのが、
「土曜日に授業があるか」
ということです。
Jrユースの公式戦は、土曜日に入ることも少なくありません。
近場の試合なら午後からのキックオフということもありますが、リーグによっては公式戦そのものが遠征になることもあります。
午後キックオフでも、チームバスなどで朝から出発することもあります。
そうなると、
「試合を休むのか、学校を休むのか」
という選択が必要になることがあります。
そこで、わが家は学校説明会などで、
「クラブチームの公式戦などで欠席する生徒はいますか?」
と確認しました。
学校によって、その回答は本当にさまざまでした。
また、欠席した場合に、
・先生に個別に質問しやすいか
・補習やフォローを受けられるか
・授業内容を自分で取り戻せる環境があるか
といった点も確認しておくと安心です。
学校の部活動として参加する大会とは違い、クラブチームの公式戦の場合は、学校ごとに欠席の扱いが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、学校としては「大丈夫ですよ」と言われても、実際の現場では先生によって考え方が違うこともあると思います。
そのため、できれば説明会や学校訪問の際に、複数の先生に話を聞いてみるのも一つの方法だと感じました。
「サッカー部が強い学校だから、課外活動に理解がある」
とは限りません。
実際に、サッカー部が全国レベルの学校でも、「学業を優先してください」と明確に伝えている学校もありました。
学校によって、課外活動に対する考え方は本当に違うのだと実感しました。

③ 学校行事や学校文化との相性
学校生活は、授業だけではありません。
・文化祭
・体育祭
・音楽祭
・修学旅行
こうした学校行事に魅力を感じて、受験を決めるご家庭も多いと思います。
一方で、行事の準備や本番が週末に行われ、チーム活動と重なることもあります。
実際に中学生になってみて感じたのは、
学校行事も「学校でのチームプレー」なのだということ。
行事の準備には一緒に参加する。
でも、本番の日に公式戦が重なったらどうするのか。
「学校行事を優先してほしい」
という考え方なのか、
「生徒同士で相談しながら、柔軟に対応する」
という考え方なのか。
これは、受験前にはあまり考えていなかったポイントでした。
もちろん、すべての学校行事に参加できることが理想です。
ただ、Jrユースでサッカーを続けていれば、どうしても学校と重なってしまうことがあります。
そのときに、学校としてどのような考え方を持っているのか。
学校文化との相性は、意外と大切なのだと感じています。
④ サッカー以外の「学校での居場所」があるか
Jrユースでサッカーをしていると、平日3日から4日+週末と、かなり忙しい生活になります。
それでも、
「学校の部活や委員会も楽しみたい」
という子はいると思います。
実際、息子は、ほとんど活動に参加できていないものを含め部活を2つ兼部しています。
もちろん、すべてに100%参加できるわけではありません。
サッカーがあるため、活動できる時間には制約があります。
それでも、本人なりに学校生活を楽しんでいます。
受験前の私は、「サッカーが忙しいのだから、学校では勉強だけできれば十分なのかな」とも考えていました。
でも、実際に中学生になってみると、
「学校での居場所が複数あること」
は、思っていた以上に大切でした。
サッカーではサッカーの仲間がいる。
学校には、また別の友達や仲間がいる。
委員会や部活を通して、サッカーとは違う自分を見つけることもできる。
そうした場所があることで、忙しい毎日の中でも学校生活を楽しめているように感じます。
ただし、ここも学校によって違います。
たとえば、
「サッカー以外のスポーツにも挑戦してみたい」
と思ったときに、
その部活に入部できるのか。
練習に毎回参加できなくても大丈夫なのか。
週末の試合に参加できない場合でも受け入れてもらえるのか。
こうしたことも、学校選びの際に確認しておくと安心です。
受験前に「その先の生活」まで想像する
受験前は、どうしても
「この学校に合格できるか」
「偏差値は足りているか」
「大学進学実績はどうか」
というところに目が向きます。
でも、Jrユースでサッカーを続けることを考えるなら、その先の生活まで一度想像してみることをおすすめします。
朝、家を出る。
学校で授業を受ける。
放課後、練習場へ移動する。
練習が終わって帰宅する。
週末には遠征や公式戦がある。
その合間に、学校行事や部活、委員会もある。
こうした生活を、1週間だけではなく、6年間続けることになります。
「通える学校」ではなく、「この生活を続けられる学校か」
という視点で考えてみる。
それだけでも、学校選びの見え方は少し変わるのではないでしょうか。