教えて！カントク！FC.King（大阪府）長束昌信監督
「中学サッカー進路」について、サカママからの疑問に監督が答えます。ただ上手さだけを追求するのではなく、サッカーを通した人間教育の大切さについて、耳を傾けてみてください。
FC.King
（大阪府）
長束昌信監督
小学生のうちに中学サッカー進路はいつごろから考えるべきでしょう。
12月頃から考えるべきだと思います。小学生年代の大会が終わってから保護者の方も含めていろんな人のアドバイスを聞いて行動していけば、自分の進む道が見えてくると思います。
クラブチームにおける中学の部活動との違い、部活動と比較したクラブチームの良さとは何でしょう。
クラブチームと私立の部活動の違いはなくなりつつありますが、クラブチームはスポーツとしてサッカーをとらえているチームが多く、様々な楽しみ方を教えてくれると思います。また、他地域の選手とも活動を共にする点に、公立中学校の部活動との違いが出てくるのではないでしょうか。
中学年代の保護者のサポートについて、どういったことが大切か、また保護者はお子さんとどう向き合うことが大事だとお考えでしょうか？
応援に来てほしくないという選手が多いと思いますが、保護者の方が「応援したい！」「試合を観たい！」と思うのであればそのように行動することが大事だと思います。自分がしたいことをすることで子供に伝わることがあると思います。
クラブチームでの活動と学業は両立できるでしょうか？
十分可能だと思います。学業を疎かにする選手はサッカーを大事に考えていないと思いますし、これからはコトバが伝わる選手でないと活躍できないのではないでしょうか。
中学年代の育成について、大切なことは何だとお考えですか？
感受性を磨くことだと思います。良いことや悪いことなど、様々なことを自分自身の中で判断できるようになればサッカーにおいても大事な決断ができると思います。
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