Skip to main content
日章学園メンバー写真

日章学園・原監督が振り返るインターハイ。ベスト8で得た手応えと、選手権へ向けた課題

3大会連続出場となるインターハイでベスト8まで勝ち進んだ日章学園(宮崎)。一定の成果を残した一方、選手権に向けた課題も見えた大会となった。今回は原啓太監督に、インターハイで得た手応えや選手たちの成長、そして冬の選手権に向けたチームづくりについて聞いた。

多くの選手が大舞台を経験。ベスト8をどう振り返る?

――インターハイを振り返って、まずどんな大会でしたか?

「主力の選手が複数名ケガをしているなかで、代わりに出場した選手たちがいろいろな経験を積みながら、プレーの質もそこまで落とさずに戦ってくれました。たくさんの選手が大舞台を経験できたことは、すごく良かったと思います。できれば、あと1試合、2試合多く試合をさせてあげたかったという思いはあります。それでも、夏場の苦しい時期に、厳しい試合を4試合経験できたことは、秋や冬に向けていい経験になったんじゃないかなと思います」

日章学園 原啓太監督

――高岸縁選手(3年/GK)、吉崎太珠選手(3年/MF/主将)の2人は大会優秀選手にも選ばれました。

「高岸は、チームを勝たせるようなプレーが増えてきましたし、PK戦も1試合経験しました。チームを勝利に導くようなプレーも多くなって、3年生になって責任感や安定感も出てきたと思います。

吉崎も負けん気の強さがあって、キャプテンとしてチームを引っ張ってくれました。運動量や活動量に加えて、ゴールを奪うところでも多くのチャンスに顔を出してくれたと思います」

「チームと個人の評価を上げる」大会に

――大会前に掲げていたチームのテーマはありましたか?

「『チームの評価と個人の評価を上げる大会にしよう』と話していたので、ベスト8という結果を残せたこと、そして多くの選手が評価される大会になったことは、全体的に見れば良かったかなと思います。

重松虎之介(3年/MF)もサイドアタッカーとしていい働きをしてくれました。重松と高岸は関東の大学への進学を控えたなかでいいプレーを見せてくれましたし、吉崎はインターハイ後すぐにスペインへ行くなど、それぞれが次のステージへ進もうとしています。チームとして難しい状況でしたが、選手みんながしっかりとアピールすることができていたと思います」

日章学園メンバー写真

――一方、準々決勝で近大附属(大阪)に敗れたことで見えた課題もあったと思います。

「やっぱり、最終盤に『点を取らせない』という守備の強さですね。我々は技術と判断を上げていくことを大事にしていますが、そこに加えて、最後の守備力というところはまだまだ上げていかないといけないと感じました。準決勝も観戦しましたが、ベスト4に残ったチームと比べたときに、今の段階では彼らのほうが我々より上だったと思います。

攻撃に関しては、ある程度計算できる部分があります。だからこそ、これからは守備を強化していくことが大事になる。プリンスリーグや選手権で結果を求められる秋から冬にかけて、そこはひとつの大きなテーマになると思います」

日章学園 原啓太監督

選手権へ。個々のストロングポイントを伸ばしていく

――ここから選手権に向けて、どんなチームを作っていきますか?

「最終的には、選手権で一番いい結果を出すことが大事です。ただ、一人ひとりの成長がチーム力の成長につながると思っているので、今までとスタンスは変わりません。いい選手を育てて、チームに還元してもらう。それがチームの成長や選手権の結果につながればいいと思っています。

攻撃の選手なら1対1で勝つ、守備の選手なら1対1を守る。センターバックならヘディングで勝つ。そうやって、それぞれの選手の特徴やストロングポイントがより伸びるように、いろいろな経験をさせながら仕上げていきたいです」

Pick Up