サカママ本気の暑さ対策! 子どもの夏のサッカーを安全に乗り切る方法
サカママコラムをご覧の皆さま、こんにちは! ライターのまりこです。
今年の夏も暑かったですね。8月に公式戦はありませんが、夏場もサッカーをしたい! というお子さんは多いと思います。そこで今回は、暑い日にどうやったら安全にサッカーをできるのか、長年のサカママ経験で蓄積された暑さ対策ノウハウを、王道からちょっとニッチなものまで含めて紹介します!
子ども着用アイテム編
■帽子

低学年の頃は夏場になると、「暑さ対策として必ず帽子をかぶるように!」とチームからのお達しがよく流れてきました。サッカー少年向けの、生地がソフトなタイプの帽子があります。我が家は兄弟合わせて5,6個は持っていたと思います。なぜそこまで数が増えたかというと、次男のこだわりが強かったからです! つばの大きさ、頭へのフィット感、色、デザインなど、何かとこだわりが多く、気に入るものがないかといろいろ購入しましたが、結局あまりかぶってくれませんでした(涙)。
一方、次男と真逆で帽子をかぶるほうが落ち着く! というチームメイトもいました。体の一部になったかのように、冬場でもトレードマークのように帽子をかぶっていたのがほほえましい記憶です。ただ、注意なのは、試合によっては帽子をかぶったままの出場を止められる場合があるということです。とくに公式戦では、審判が帽子着用を認めないこともありました。帽子だけでは、暑さ対策は物足りないかもしれません。
■暑熱対策トレシュー

数年前、真夏に人工芝のコートで行われた大会に出たとき、途中から次男の様子が明らかにおかしくなったことがありました。足裏が「じりじり焼けるように熱くなった」そうで、交代でベンチに下がったらすぐに、水筒の水を豪快に足にバシャバシャとかけていました!
この経験で学んだのは、夏の人工芝は直射日光で高温になりやすく、ソールを通して熱が足裏に伝わってしまう、ということです。そこで購入したのは、地面からの熱を遮る「遮熱インナーソール」や「断熱材入りトレーニングシューズ」でした。夏場、足裏の負担をかなり軽減してくれるようです。とくに暑い時期の大会や人工芝での長時間練習が多いご家庭は、こうした“暑さ対策シューズ”を選択肢に入れておくと安心です。
場所取り編

室内の控室もなく屋根も見当たらない、そんな会場に行ったとき、子どもたちが試合や練習の合間に涼しく休める場所をどう確保するか、これはサカママたちの最重要課題です。自分たちの日焼け対策も兼ねるからです!
■テント
夏場のサッカーにおいて、テントは必須アイテムです。以前は重くて設営が大変で、パパがいないと組み立てられない…という声も多かったのですが、最近は軽量でママだけでも簡単に広げられる“ワンタッチ式”や“ポップアップ式”が増えています。袋から出して広げるだけで形になるので、荷物の多い試合の日でも負担が少なく、試合の合間に子どもがしっかり休めるスペースを確保できます。
さらに便利なのが、テントの横に取り付けられるサイドシェード。横から差し込む日差しを防げるので、テント内の温度がぐっと下がり、熱中症対策にも効果的です。人工芝は照り返しも強いので、サイドシェードがあるだけで体感温度がかなり違います。
■木陰
当然ですが、テントよりも最強なのは天然の木陰です。会場入りしたら、真っ先に木陰を探します! 木陰の下にテントを立てられたら最強です。ただし、木陰はとても助かるけれど、太陽の位置はどんどん動くので、試合が進むにつれて「さっきまで涼しかった場所が、いつの間にか日向になっている!」なんてことが起こります。そのため、ベテランサカママ勢は朝の会場入りの時点で、 太陽の動きまで読みきった場所取りを行います(笑)。それが、その日の子どもたちのパフォーマンス及び自分の肌コンディションを左右するわけですから、重要です。
体を冷やすアイテム編
■氷水を入れたバケツorクーラーボックスwithスポンジ

原始的ではありますが、バケツやクーラーボックスに氷水とスポンジを入れ、試合や練習の合間に、スポンジに含ませた冷たい水を頭や首などにかける方法です。正直、これ以上最強の熱中症対策は無いのかもしれない、と思うほど、真夏のサッカー現場では大活躍のアイテムです。
バケツは折り畳みバケツがかさばらないため便利です。すぐに氷が溶けて水がぬるくなる問題はありますが、子どもたちが勝手にせっせと水やストックしてある氷を入れ替えて、うまく活用してくれます。
クーラーボックスに氷水を作る方法は、冷たさが長くキープされるのでその点は楽です。ただ、クーラーボックスの大きさにもよりますが、バケツより水の入れ替えが面倒、最後に洗って片付けるのが一苦労、というデメリットもあります。基本子どもたちが管理するアイテムとして、子どもたちにどちらのほうがやりやすいか、判断させてもよいですね。
なお、「氷は誰が用意するの?」という問題ですが、これは長男のチームも次男のチームも、各ご家庭がタッパー氷を持ってくることに協力的でした。夏場は練習や試合の際に、みんなが氷を持ち寄って子どもたちの安全を守る文化、続いてほしいなと思います。
■冷感ポンチョ

ここ数年で一気に暑さ対策アイテムとして広まった冷感ポンチョは、やはり優秀なアイテムですよね。UVカットの効果があるタイプもあり、試合の合間や移動のときに冷感ポンチョをさっと羽織るだけで、子どものほてった体をしっかり冷やしてくれます。
冷感ポンチョは生地がすぐに乾いてベタつきが少ないのも子どもにとって快適そうです。また、自分で簡単に着脱できるのも大きなポイントだと思います。荷物が多い遠征でも小さく畳んで持ち運べるため、自己管理もしやすいです。暑さ対策の子ども向けアイテムとして一枚あると安心ですね。
番外編 究極の対策「ポータブル冷凍庫」

もうこれを超える暑さ対策はないだろう、と度肝を抜かれたのは、ポータブル冷凍庫です! それは、灼熱の8月に行われた2泊3日の全国大会、かなりの暑さ対策が必要だとみんなで準備をしている中、あるサカママがレンタルで用意したのが、車載用の小型冷凍庫でした。車のシガーソケットやAC電源で充電可能で、−20℃前後まで冷やせます。氷・保冷剤・冷たい飲み物を長時間キープできるので、真夏の会場で大活躍でした。子どもたちから回収したゼリー飲料、氷、暑さ対策ドリンク類などを、冷たいまま管理することができました。ここまで準備をやりきったサカママには、本当に頭が上がりません。
ちなみに、これでもか! と暑さ対策を万全にした甲斐あり、チームは無事に優勝することができました! 一生の思い出です。
暑さを軽んじず、子どもの安全を守るために
真夏のサッカーは、熱中症リスクの高さから大会や練習のあり方が少しずつ見直され、以前ほど昼間のプレーはなくなってきています。しかし、朝夕でも暑さが厳しい時期はあり、子どもたちが安全にプレーするためには、家庭での暑さ対策が欠かせないと思います。人工芝の照り返しや直射日光は、想像以上に体力を奪うといいますからね。今日紹介したものはどれも小さな工夫ですが、積み重ねることで、子どもが安心してサッカーができる環境を守ることにつながります。
もちろん、よく食べてよく寝るという日頃の基本的な生活習慣も関わってきますよね。暑さを軽んじることなく、親子でできる対策をひとつずつ整え、夏もサッカーを楽しめる環境を守っていきたいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!