
家族でメキシコへ! ワールドカップ「日本vsチュニジア」戦で最高の景色が見られた!
サカママの皆様、お元気でしょうか? みさっきーです。今回のコラムはメキシコ・モンテレイより書いています。
執筆前日、ワールドカップの「日本vsチュニジア」戦を終えたばかり! 日本は4-0で勝利し、最高すぎる試合でした。ゴール裏のサポーター席で見ていた私たちは、終始立ちっぱなしで応援し、4回もゴールに熱狂し、周りのサポーターと歓喜のハイタッチ! たくさんのメキシコの方々も日本代表のユニフォームを着てくれていて、とてもフレンドリーで、みんなで喜びあって本当に楽しかったです。
一緒に行った高校1年生になったサッカー少年の息子は、試合中はずっと興奮しっぱなしで、声が枯れっ枯れになるまで応援し続けていました。ゴールが決まる度に私と夫とハイタッチや肩を組んで飛び跳ねたり、知らないメキシコ人のおじさんと抱き合ったり。

普段はクールな反抗期気味の息子が、こんなに無邪気に喜ぶ姿を見られたのは、母としてすごく嬉しい瞬間でした。家族で、日本から乗り継ぎLA→フェニックス→モンテレイ。はるばる来た甲斐がありました。
きっかけは?
昨年、息子は受験生でした。8月に大好きだったクラブチームも退団し勉強に集中し始めると、毎朝6時に起きて受験勉強の日々。「来年、ワールドカップが開催される頃には受験も終わっているし、チケットが抽選で当たったら行こうか」という話になっていました。
抽選結果は、メキシコ・モンテレイで開催される予選リーグ2試合目に当選! 嬉しかったのですが、今の世界情勢の不安や円安で、少し夫と思い悩んでいました。「高校も入学したばかりだもんね」と少しネガティブになっていましたが、息子は受験を頑張ったし、「僕、行ってみたい!」という強い気持ちで、家族で「それならよっしゃ!」で行くことに。
じつは、この一言が今回の旅の出発点でした。受験で大好きなサッカーを一度離れた息子が、自分の意志で「行きたい」と言った姿に、夫と私は静かに胸が熱くなったのを覚えています。
現地に入ってみると…
飛行機が遅れて、試合前日の夜に現地入りした私たちは、まず空港からUberでホテルへ。ホテルでは夜遅かったため、持参したカップうどんで夜ごはん。3人でホテルの部屋でカップうどんを囲んで食べた時間も、今思えば家族旅行らしい良い思い出です。
翌日の試合当日、街を観光してからスタジアムへ行こうということで、まず友人と待ち合わせ。そこへ行くためにバスに乗ってみることに。知らない土地でのちょっとした冒険を、息子は自分から地図を見たり、バスの乗り方を調べたりして率先して動いてくれて、いつのまにか頼りになる存在に成長しているんだなと感じました。
代表ユニフォームを着用していたので、メキシコの皆さんはとてもフレンドリーで、バスに乗っていても、街を歩いていても、スタジアムまでの電車の中でもたくさんのメキシコ人に話しかけられて、「ハポン、ウィン!」(おそらく日本勝つ!)や「ハポン、ジャポン、オーラ」と、たくさんの方とのコミュニケーションがとれて楽しかったです。

時にはメキシコのテレビ局の方も話しかけてきて、一緒に写真を撮って、なんと公式ボールをプレゼントしてくれました!息子はそのボールを抱きしめながら、生涯の宝物ができたと大喜びでした。

露店でメキシコ代表のユニフォームを買った際は、一緒に写真を撮ったら値段もおまけしてくれたり、街を歩いているだけで車からも「ハポン」コール! サッカーユニを着ている子どもや、息子と同じ歳だった少年とも一緒に写真を撮ったり。
言葉はほとんど通じなくても、サッカーボールひとつ、ユニフォーム一枚あれば心が通じ合えることを、息子は肌で実感していたようです。夜に開催される試合に向けての街のお祭りムードが最高でした。


そして、ドキドキしながらスタジアムへ! そこかしこから日本コール! みんなで「ハポン、ジャポン、バモス日本!」と歌いながら入口へ。道中、いろんな国の方と写真を撮ったり、チュニジアサポーターとも写真を撮ったり! 最高のムードでした。
ゴール裏のサポーター席
私たちの席はゴール裏で、試合が始まる前には、なんと竹内涼真さんが目の前でリポート。すごく素敵でした! 私たちの席の前には侍のペイントをしたサポーターや、たくさんのメキシコ人。1人で旅をしているという方ともいろいろ話したり、サポーターの青いゴミ袋を持っている方もたくさんいました。

応援は最高に楽しくて、終始立ちっぱなし! みんなでボン・ジョヴィの歌を大合唱したり、人間ウェーブが何回も流れてきたり。とくに伊東純也選手がこっちに向かってきてゴールを決めたときは一番痺れました(純也推しなので私のユニは14番)。息子はその瞬間ハイタッチして「ママやったじゃん、すごいね」と言ってくれたり、「めっちゃ最高なんだけど!」と何度も言って大興奮!
サッカーを通して同じ景色を、同じ温度で感動できたことが、とても嬉しくて幸せでした。4ゴールしたので、周りのたくさんの方とハイタッチを4回もできて、歓喜に包まれていました。
サポーターの青いゴミ袋
私たちの席の近くに何人も青いゴミ袋を持っている方がいたので、一緒に掃除をしました。世界で賞賛されている掃除も一緒にできて、それも嬉しかったです。息子も率先して動いてゴミを拾ってくれて、こういう小さな行動も含めてサッカーの好きなところなんだと、あらためて気づかされました。

歓喜に包まれた帰り道
試合が終了したのは現地時間の真夜中の24時! スタジアムの熱狂はまだまだ最高潮でした。私たちも歓喜の輪に参加したり、「バモス日本!」をみんなで歌ったり。
遅い時間なので帰りが不安だったのですが、その日はなんと電車は26時まで動いていて無料。主要地域やホテル巡回バスも無料でした。スタジアムからバス停までは20分ほど歩きましたが、それも楽しくて、私たちは頭に巻いていた「勝利日の丸」のハチマキとチュニジアサポーターのスカーフを、握手をして交換したりしました。夜道を3人で並んで歩きながら、「今日は本当に楽しかった! 一生忘れないね」と息子が呟いた一言が、今回の旅で一番心に残っています。
帰りのバスでも、たくさんのメキシコの方と「ハポン、ハポン」コール! メキシコの方は本当にフレンドリーで、最高にいい雰囲気でした。
ワールドカップに現地まで行って感じたこと
私たちはこの旅の前に、目標を決めていました。「チャレンジして、みんなで助け合って、そして思いきり楽しもう!」3人とも英語もそんなに得意じゃないし、しかもメキシコはスペイン語。だけど、モンテレイの雰囲気は最高にフレンドリーでみんなサッカーが好きで、コミュニケーションが好きで、そんなメキシコが大好きになりました。
サッカーという共通言語で、旅先でたくさんの方とコミュニケーションをとれて、ユニフォームを着ているだけで生まれる交流や、スタジアムで生で見ることができた代表選手の迫力とかっこよさも大きく印象に残っています。

とくに試合終了後、長友佑都選手が先頭に立ってピッチからサポーターに挨拶に来てくれたり、2ゴールを挙げた上田綺世選手も来てくれたり。選手を間近に感じられて大興奮でした。
受験で一度サッカーから離れていた息子が、世界の舞台で躍動する代表選手の姿を間近で見て、また「サッカーを頑張りたい」と目を輝かせていたのが、母としては何よりの収穫でした。
高校生になって少し距離ができたと思っていた息子との関係も、今回の旅でぐっと近くなった気がしています。家族3人、同じ感動を分け合えたこの数日間は、これからもずっと私たちの宝物です。