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ケガでサッカーができない、そんな時の食事のポイントとは?

サカママの皆さま、はじめまして。今年からサカママライターを務めることになりました、モネと申します。
幼稚園からサッカーを始めた息子も今では18歳。サカママ歴は13年にもなり、息子のサッカーを見守る中で、ケガや進路選択など色々な経験をしてきました。これから皆さまのサッカーライフが明るく楽しいものになるよう、お力添えが出来ればと思っておりますので、よろしくお願いいたします!

 

ケガでサッカーから長期離脱!気をつけてほしいのは、体重の増加

さて、今回はサッカー生活に付き物と言っても過言ではない、ケガとの向き合い方について、食事の面から考えていきたいと思います。

ケガでサッカーから離れるとなると、どうしても気持ちが落ち込んだり、焦ってしまうものです。その結果、食生活まで気を使う余裕が無くなってしまうこともありますよね。そんな子どもの姿を見て、「何か自分に出来ることを!」と考え食事のサポートにたどり着くサカママも多いと思います。私も何度もそのような経験をし、アスリートフードマイスターの資格を取得しました。

実際にケガをしてサッカーが長期間できないとなったら、食事面で気をつけてほしいことが一つあります。それは、体重の増加です。サッカーをしている時は、「食事もトレーニングのうち!」と、とにかく食べて体力をつけようとしますよね。ですが、ケガでトレーニングができない間もいつもと同じ量を食べていると、当然体重は増えていきます。

その状態で、いよいよ復帰!となったらどうなるでしょうか?体重が増えて前のように動けない……なんてことになりかねません。そうすると、復帰後にまずは体重を減らすという作業からスタートになってしまい、体力を戻す、体を作る、技術をつけるという段階に入るのが遅くなってしまいます。結果として、元の戦力に戻るまでの期間も伸びてしまいがちです。こういった事態にならないためにも、ケガの期間の体重増加には気をつけてほしいと思います。

それでは、具体的な食事のポイントを4つお伝えします。

ポイント①炭水化物の量に気をつける

 

生活に合わせて炭水化物を摂るようにしてみてください。成長期とは言え、サッカーをしない期間に「毎食ご飯3杯」などは少し多過ぎるように思います。私の息子も過去に何度か大きなケガを経験しましたが、トレーニングができない間は基本的にお茶碗一杯、2時間程度のハードなリハビリがある日だけおかわりOKにしていました。

ポイント②スポーツドリンクは控える

 

練習や試合の合間に飲むスポーツドリンク。飲むことがもう習慣になっていたり、味が好きで普段から飲んでいるというお子さんもいるかもしれませんが、スポーツドリンクには糖分がたくさん入っています。その量は、500ml1本で約30gとも!(参照:https://www.waternet-inc.com/media/sportsdrink-toubunn/
ケガで運動をしていない時に飲むとエネルギー過多になってしまいます。お茶など低カロリーの飲み物に置き換えるようにしましょう。

ポイント③間食は和菓子や果物で

 

普段気を使っている分、ケガでサッカーから離れている時は「好きな物を好きなだけ食べたい!」という気持ちにもなりがち。間食は体重増加に繋がるので気をつけたいところです。とはいえ、子どもともなればおやつが大好きでしょうし、全く食べないというのもストレスに繋がってしまいます。なので、和菓子や果物など、体に優しいものを適量摂るようにしましょう。

ポイント④早食いに注意!

 

食べるスピードが速いと、消化にも悪く、またついつい食べ過ぎてしまうことにも繋がります。たくさん噛むことによって消化酵素が分泌されるとも言われていますので、ゆっくりと会話も楽しみながら食べるようにしてみてください。

ケガからの復帰を目指すサッカーキッズを食事でサポートしよう!

ケガで長期離脱になると、サカママも気持ちが落ち込みますよね。でも、そんな時こそ明るく子どもを励まし、できるサポートをしていくことが大切だと思います。今回紹介したポイントは意識しやすいものかと思いますので、ケガでお子さんが長期離脱中という方は参考にしてみてください。ケガから復帰しまた大好きなサッカーを楽しめるよう、子ども達を少しでも支えていきたいですね!

WRITER PROFILE

モネ
モネ

高3サッカー男子のママ。サカママ歴13年。
幼稚園からサッカーを始めた息子は高校年代で2度の全国大会を経験。ケガが多かったことから、食事面でもサポートをしたいと考え、アスリートフードマイスターの資格を取得しました。コラムでは、食事面でのサポートや子どもとのコミュニケーションを中心にお伝えしていきます。