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【サカママ×ユヴェントスアカデミーツアーレポート】サッカーサポートに役立つ7つのヒント

今春開催したサカママ×ユヴェントスアカデミーツアー。ここでは、ツアーの中で行われた、技術戦術、心理学、栄養学セミナーの中から、とくにサッカーサポートに役立つ情報をご紹介します!
また、ユヴェントスオフィシャルグッズ PRESENTもあるので、最後までチェックしてみて。

ヒント

戦術

13歳までに、すべてのポジションをやってみる

どのポジションがよいか、むいているかを理解するために、13歳までにすべてのポジションをやってみることが大事。ストライカーであっても、守備を経験しておけば、その動きがわかり、攻撃がよりしやすくなるものです。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート
アカデミーツアー初日のトレーニングでは、基本的なボールの受け方や置き場所、体の向きなどを細かくレクチャー。

ユヴェントスアカデミーが大事にしていること

  • 選手に全ポジションについて理解させる
  • チームのために自分の技術を使うように指導
  • 選手一人ひとりの技術をどう使うかを考えて、戦術やフォーメーションを作る
ヒント

戦術

各ポジションについて理解すること

自分のポジションだけでなく、各ポジションの役割、必要な要素もしっかりと理解しておくことがサッカーのベースに。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート
2日目は、ターン、パス、視野、声を出すなど、試合中に必要な要素を常に意識させながらの基礎練習。パスゲームや試合形式の練習も。

ポジション別・求められる要素

GK 手だけでなく足もしっかり使える能力を身につけること。いつでもGKから攻撃がスタートできるような態勢、気持ちでいることが大切。
DF 絶対にゴールを守り抜くという気持ちが大事。足だけでなく、体全体でポジションをキープしてゴールを死守すること。
SB 自チームにボールがある時はサイドからの攻撃をサポートし、できるだけ早く守備に戻りDFをサポート。スピードが重要に。
MF スペースがない中での、素早い判断とコントロール、常に状況を把握する力が必要。
FW ボールキープ、ヘディング、ドリブル、シュートなどいろいろな能力、選択肢を持つことが必要。
ヒント

心理

スポーツを通して、子どもの“本質”をつくるために
親、指導者がそれぞれの役割を担うこと

近年の調査では、子どもの本質(性格や性質)は、親から受け継がれたDNAだけでなく、環境によっても大きく変わると言われています。そのため、親や指導者が子どもに与える影響はとても大きいものです。親は子どものことを一番に考え、サッカーに専念できるようにサポートし、監督の取り組みを尊重すること。指導者は技術指導や戦術的指導を行うのが役割です。当たり前のようであるけれども、親は時々、それを忘れてしまったり、試合会場で戦術や技術指導をしながら観戦してしまい、自身の役割を崩してしまうことがあるのです。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート
アカデミーツアーで行われた「心理学セミナー」で講師を務めてくれたのは、なんとユヴェントス下部組織の責任者であり、心理学者でもあるアントニオ・サッコ氏!

ヒント

心理

親が子どもに期待を持ちすぎてしまうと、サッカー嫌いになってしまうことも!

親は、どうしても子どもにサッカーを通して成長してほしいという期待をしてしまいがちです。そのため、つい「こんなに送り迎えに時間がかかってるのに」「いろんなことをしているのに」と、何かを犠牲にしてサポートをしているという言葉をかけてしまうことも。そうすると、子どもはサッカーをやっていることへの罪悪感や、上手くプレーできなかったら親に嫌われてしまうという不安を抱いてしまい、さらにはサッカーが嫌いになってしまう場合もあるのです。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート

ヒント

心理

「試合に勝った?」ではなく「今日、どういうことが学べた?」の質問を

試合の結果ではなく、子どもの能力に応じた結果に重点を置くことが大事。「試合に勝った?」と問うのではなく、「今日、どういうことが学べた?」と聞けば、どれだけスキルが向上したのかがわかるものです。また、決して他の子どもと比較はしないことです。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート
3・4日目は、ユヴェントスアカデミー下部組織とトレーニングマッチ。

ユヴェントスアカデミーが考える“親の在り方”

  • 子どもがサッカーをしている間、親もサッカーについて学ぶ
  • 子どもに団体(組織)を通して、いい経験をさせる
  • 親ではなく、子ども自身が楽しんでいることが大事
ヒント

栄養

はちみつを積極的にとろう!

子どもたちは砂糖で糖分をとるよりも、腸内にいるバクテリアを退治するために、はちみつをとったほうがいいでしょう。牛乳、コーンフレークの朝ごはんに、スプーン4杯程度のはちみつをプラスしたり、間食なら、ヨーグルト、バナナ、スプーン4杯程度のはちみつを。なかでもニュージーランド産のはちみつ「マヌカハニー」は体調が悪くなった時や風邪予防にも最適です。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート

ヒント

栄養

オメガ3をとると、運動力アップにつながる!?

スポーツ時に使われるエネルギー源は脂質と糖質。脂質成分の一つには脂肪酸があり、中でも青魚やくるみ、ナッツ類などに含まれる脂肪酸「オメガ3」が体内に残りやすいと言われています。またオメガ3をとると、脳の働きをよくしたり、運動時のパフォーマンスを上げるとも! そのため、ただ脂質をとるのではなく、オメガ3を多く含む食材を選ぶように心がけましょう。また、キムチや味噌、納豆、梅干しなど腸内環境を整える発酵食品も積極的にとるように。

ビタミンDは日光浴で作られる!?

骨の成長を助け、免疫を高めてくれるビタミンD。じつは、ビタミンDは日光を浴びることで作られるようになるとも。そのため、乳製品などをとるだけでなく、1日15分ほど日光を浴びることも大切です。

ユヴェントスアカデミーツアーレポート
ツアーでは現地コーチによる指導の他、元日本代表ザッケローニ監督の通訳をしていた矢野大輔氏も帯同してくれました。すべてのトレーニングを終えた後には、メダルと終了証書も。

サカママ’s VOICE

不安だったけれど、一人で参加させることに

一人でツアーに行かせるのを不安に思っていましたが、決してやめるとは言わず、帰りは子ども達で帰ってこれたのを頼もしく感じました。ヨーロッパのサッカーを観戦したり、現地の子達とトレーニングできたことは、とてもいい刺激になったと思います。(末永千賀子さん)

末永智輝くん

一生の宝物になる経験ができたと思います

同伴はしていませんが、楽しかった体験を写真を見ながら話してくれて一生の宝物になる経験ができたと思っています。ちょっとしたイタリア語がしゃべれるようになり、苦手だったトマトも食べれるようになりました!(町田博美さん)

町田頼武くん

サッカーに没頭できる生活で、生き生きしてました

ツアー後、セリエAの試合を気にしたり、サッカーの情報収集方法を身につけて、意欲的に所属チームの練習に参加するようになったと思います。同伴した大人にとっては、トレーニングウエアのランドリーサービスやイタリアを楽しむ時間もあってよかったです。(水谷治子さん)

水谷駿甫くん

このツアーをウタマロさんがサポートしてくれました!

株式会社東邦 西本武司さん

株式会社東邦
西本武司さん

幼少期に海外に行き、海外の文化やサッカーに触れることは多くの刺激があり、成長において大変貴重な経験となると考え、今回のツアーを迷わずサポートさせていただきました。最初は緊張気味だった子ども達もサッカーを通じて仲良くなり、成長を感じましたし、ユヴェントス講師によるセミナーなど大人も大変勉強になるツアーでした。ウタマロはこれからも全力でサカママを応援させていただきます!

ユヴェントスオフィシャルグッズ PRESENT

SNSプレゼントキャンペーン

「サカママ×ユヴェントスアカデミーツアー supported by ウタマロ」を初開催した記念に、編集部が現地のユヴェントスオフィシャルショップでゲットしてきたグッズが当たる、SNSキャンペーンを実施中!!応募方法は、サカママ公式TwitterもしくはInstagramをご確認ください!