トレーニング

2017年12月06日

強い相手に諦めてしまう時の対処法

こんにちは。okラインメンタルトレーナーの清水利生です。
「相手が強いと最初から諦めてしまう。」
ジュニアアスリートのお母様からそんな悩みを相談されます。
強いチームを前にすると萎縮してしまい、実力を発揮することなく試合が終わってしまうというお悩みでした。
「せっかくの試合。最後まで頑張って次に繋がるように戦ってほしい」と思いを持っているお母様でした。

誰もが成功する可能性が低いものに対し、「そんなに頑張ってもね・・・」諦めたくなる気持ちを味わったことがあるのではないでしょうか。
今回は試合をする前から諦めてしまう人に対しどんな声かけをしたら良いか書いていきたいと思います。

諦めたくなってしまう時の心理とは?

強いチーム、有名なチームなどを前にすると自分の力を信じれなくなり、諦めてしまう選手がいます。
「諦めないで!」という声かけをしてもなかなか最後まで頑張り続けるというのは難しい時もあります。
試合を先に諦めてしまう人は傷つきたくないという心理が働く人が多いと感じています。

強いチームだから雰囲気に飲まれ諦めているというより、勝負の前に諦めることによって負けた時のショックをやわらげている状態と言えます。
「一生懸命やってもどうせ負けるのだから。」そんな心理になると自ら諦めをつけたほうが終わった後には傷つきません。
そのため、いくら「諦めるな」と伝えても本能的に自分を守ろうとして、諦めてしまい自ら実力を発揮できない状態にしてしまうのです。

目標のスケジュールを先延ばしにする

今回のような先に諦めてしまう人は「今、傷つかないこと」を選んでいる状況です。
そのため、今回の相手に勝つことを少し先延ばしにして目標設定にしてみることをお勧めします。

今は勝つことが難しいと感じているのであれば、それを否定せず、今回の相手に対し何ヶ月先には勝てるようになりたいか?という、少し先に延ばした目標を立ててみることがお勧めです。

そうすることで、今回の試合が目標に向けての過程になり、自分のプレーをどうしていきたいかというように自分を動かしていくことに意識が向きやすくなります。
さらに今回の試合ではどのくらいのプレーができたら合格なのか、具体的に設定してみてください。

そうすることで試合終了の笛が鳴るまで、しっかりと自分の目標向けた一歩が踏み出せるようになるでしょう。

今回のようなケースでの目標の先延ばしは、試合に対し「今回は勝てないかもしれないが、先には勝てるように」という前向きな気持ちにしてくれます。
今の試合の目標をクリアすることで、先の目標に向けてステップアップできる。そう考えると試合と向き合うことができ無駄にすることもなくなるかもしれません。
ぜひお子様が試合前に諦めている状況になったときはサポートの一つとして目標の再設定をして見てください!

清水利生

PROFILE●

元プロフットサル選手。引退後、メンタルトレーナーに転身。現在は株式 会社リコレクトに在籍し、プロアスリートや、ジュニアのメンタルトレーニングを行う。
また、丸の内朝大学「心理メソッドクラス」やリコレクトメンタルスクールでは講師を担当。
<サポートチーム>
フウガドールすみだ(Fリーグ) 2014~現在
TOYOTA自動車ヴェルブリッツ(ラグビートップリーグ) 2015~現在
TOYOTA自動車スケート部ショートトラック 2016~現在

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