トレーニング

2017年05月09日

自信喪失防止!試合前にできる声かけ方法!

こんにちは。株式会社リコレクトのメンタルトレーナー清水です。

これまで自信をつけるためにはOKラインメンタルトレーニングを活用すると効果的だと言うことをお伝えしてきました。
OKラインメンタルトレーニングは人の評価ではなく、自分自身で自信を作ることができるメンタルトレーニング方法です。
これまでOKラインは「お子様の確実にできること」に設定することが大切だということをお伝えしてきましたが、自分でも気づかないうちにOKラインが高くなってしまうことがあります。
ハードルが高すぎることにチャレンジして自信を失ってしまう。
そんなことに陥らないためにOKラインが高くなりやすい状態を例にあげ、どう声かけをして行ったら良いかお伝えしたいと思います。

OKラインが高くなってしまう原因は?

OKラインというのは自分がうまくいったか、ダメだったかを分ける境界線のことです。
今までスポーツの現場でたくさんのスポーツ選手をサポートしてきましたが、お子様がおかれた状況によって、このOKラインが無意識に高く設定されてしまうことがあります。

OKラインが高くなり自分にとってハードルの高い目標設定をしてしまうと、「ダメだ」「できない」という感覚を味わうことが多くなり、自信を失うことになりかねません。
今までジュニア年代のスポーツ選手に相談を受けてきた中でもOKラインが上がりやすい3つの場面を挙げて、その対策を立てていきたいと思います。

①ライバルを意識している時

サッカーをしていると同じポジションの選手や、他のチームにライバルがいたり常に競い合うスポーツです。
特に自分がレギュラーになれない時、レギュラーの選手に意識が向いてしまい、その選手よりも良いプレイをしなきゃと自然とOKラインが高くなってしまうことがあります。

②自分を周りの人に良く見せたいと思っている時

自分が評価されたいと強く思っているときは、知らぬ間に自分のできることよりも「こんなプレーがしたい!」と、願望が優先されOKラインが高くなります。
特に子どもたちが「褒められたい」と感じている時はOKラインが上がりやすいので注意が必要です。

③緊張やプレッシャーが高い時

緊張やプレッシャー度が高い時に自然とOKラインは高くなります。
この緊張やプレッシャーが高くなると、現実できることよりも理想のプレーをしたいと良いイメージばかり沸かしてしまい無意識にOKラインが高くなることがあります。

この3つの事例はジュニア年代のサッカー選手にはよく見受けられる傾向です。
試合でしっかりと自信を積み重ねてもらうにはOKラインを自分の実力にあったハードルに設定し直していくことが必要です。

試合前にできる自分を見失わない方法

自分ができることを見失ってしまい高いハードルを飛び越えようとしてしまうと、ミスに敏感になり、ダメなところばかりが気になるようになってしまいます。

これを防ぐためには試合前にお子様自身が自分に目を向ける時間を取ることをオススメします。
その時のポイントは目標を聞いてみることです。その目標がどんなことに影響を受けているかを確かめながらコミュニケーションを取ってみてください。
先ほどの事例の3つに当てはまるものがあれば次のことを意識してみてください。

①ライバルを意識している時の声かけ法

ライバルを意識している時は、自分の実力を見失い、ライバルよりも良いプレーをしたいという心理状態になります。
そんな時は、自分の武器は何か?一度ノートに書き出してみることが効果的です。
自分のできないことをやろうとせず、今回の試合で使える武器だけを使って勝てるように頑張ってみる。
そうすることでライバルのできることと自分のできることを分けて考えらるようになり、より自分のプレーに集中できる環境が整います。

②周りの人に自分を良く見せたいと思っている時の声かけ法

誰しも選手は褒められたいと考えていると思います。特にコーチや監督など指導してくれる人の評価は気になるもの。
指導者に対し怖いという気持ちを持っている選手は特に評価に意識が向き、期待に応えようと、OKラインが高くなりがちです。
そんな時は「褒められることを諦める」ということを意識してみると良いと思います。人の評価を気にしていて、試合に集中できないと結果的にパフォーマンスは発揮できません。そもそも評価は他人の思考で決まりますから、お子様にはどうにもできない領域です。
「褒められることを諦めることで」自分のできることに意識が向きやすくなりOKラインも自分に合ったものに設定する準備ができます。

③緊張やプレッシャーが高い時の声かけ法

この場合対処法として、今の実力で起こり得る最悪な状況もイメージしておくことが効果的な対策だと言えるでしょう。
プレッシャーの高い時は知らずのうちに良い方へと考えてしまい、現実的なことをイメージできなくなっていきます。そうするとOKラインが理想のプレーをしようと無意識に高くなることがあります。
最悪なことを想定しておくことで現実に目を向けながら、試合の対策ができます。
相手の強さや、今日の緊張度、プレッシャー度も踏まえながらOKラインも自分にあったラインに設定しやすくなるでしょう。

自信は、今日の自分にできないことを目指すのではなく、今日の自分にできることに意識をおいて、自己肯定感を積み上げていくことで作られていきます。

できないことをできるようにするのは練習で行い、試合では自分のできることを意識して試合の対策を立てて置くことが自信を積み重ねるには必要になります。
ぜひ試合前に、お子様と一緒にお子様自身の目標について考える時間を取ってみてください。そうすることで事前に自信を失う状況を防ぐことができます。
OKラインは確実にできることに設定することがポイントです。

清水利生

PROFILE●

元プロフットサル選手。引退後、メンタルトレーナーに転身。現在は株式 会社リコレクトに在籍し、プロアスリートや、ジュニアのメンタルトレーニングを行う。
また、丸の内朝大学「心理メソッドクラス」やリコレクトメンタルスクールでは講師を担当。
<サポートチーム>
フウガドールすみだ(Fリーグ) 2014~現在
TOYOTA自動車ヴェルブリッツ(ラグビートップリーグ) 2015~現在
TOYOTA自動車スケート部ショートトラック 2016~現在

OKラインメンタルトレーニング
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