トレーニング

2016年09月16日

練習のように試合をするには?

こんにちは。OKラインメンタルトレーナーの清水です。
「練習のように試合がしたい。」あるサッカー選手が言っていました。彼は練習でのパフォーマンスはピカイチ。
とても落ち着いていて、技術があり、周りからも一目置かれるような選手。

しかし、試合になると毎回のごとく自分を見失い、パフォーマンスが発揮できないという状況が続いていました。
彼は自分が活躍して勝たなきゃと思うほど高いプレッシャーを感じ、そういう時は「いつものように落ち着いて」というのが口癖。
しかしなかなかうまくいかず、練習の自分のパフォーマンスは出すことができない状態が続いていました。

「練習のように試合をしたい」の落とし穴

私は今、様々なスポーツ選手のサポートをさせていただいていますが、練習のように試合をできる人はなかなか少ないように感じます。

練習と試合を同じにしたいという考えを持っている人の多くは、試合で体のコンディションやメンタルなどを練習と同じ状態にしたくなる人が多いです。
しかし、試合で練習と同じメンタリティになれるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。

よく考えてみると練習の目的と、試合の目的は同じではありません。
練習は、技術を磨く、試合の準備、などが目的。
試合は身に着けた技術を使い「勝つこと」が目的です。

状況や環境も違いますね。
試合ではいつも戦わないチーム、選手たちと試合をします。
ミスはできる限りしたくないですし、場所も違う、応援に来てくれる人がいる場合もあるでしょう。

そう考えると、練習と試合は別物。当然試合ではプレッシャーがかかってきます。
一緒にしようと思っても同じではないのです。

試合に強くなるには?

試合ではプレッシャーとの付き合い方でパフォーマンスが変わってきます。

たくさんの試合を経験している選手ほど試合での力の発揮の仕方は知っていると感じます。
公式戦に50試合出ている選手と、1試合目の選手では全く試合へのプレッシャーの感じ方は違ってくるでしょう。50試合出ている選手のほうがプレッシャーはたくさん経験しているため慣れているのです。

ではプレッシャーに慣れていない選手がどうしていくかを説明します。

突然アツアツのお湯に入ってもリラックスできない

皆さんはお風呂で湯船につかるとき何度くらいのお湯に入りますか?
私は40度です。この温度が私にとって一番慣れている「心地よい」という感覚になれるお湯です。

40度に慣れた自分が、いきなり45度のお湯に入ったとしたら私は熱くてリラックスはできません。

しかし40度のお湯につかっている自分が41度に追い炊きすると少し熱いですがすぐに慣れてリラックスできるようになります。
さらに42度、43度と徐々に熱くしていくことで、慣れていくができます。
こうして慣れていきながら温度を上げていくことで45度のお湯にも早く慣れることができ、リラックスできる環境が整います。

プレッシャーもこれと同じです。お湯の温度をプレッシャーの大きさに置き換えてみてください。
プレッシャーが大きくなっていってもいつもの自分のようにプレーしていくには徐々に高いプレッシャーを経験し慣れていかないといけません。
こうして慣れていくことで、初めて落ち着いた状況ができあがるのです。

プレッシャーはサッカーではなくても感じられる

そう考えると、サッカーでプレッシャーを感じる以外のことでも、試合に対してのアプローチができます。

学校でプレッシャーを感じるような役割をやってみる。クラスの前で発言してみる。勇気を出して自分の意見を言ってみる。テスト。などサッカー以外でもプレッシャーを感じることをたくさんしていくことをお勧めします。

そうすることでプレッシャーを感じた自分に慣れていくことができ、試合対策になっていくのです。

お母さま方はいちばん近くでお子様を見ることができる存在だと思います。お子様がプレッシャーを避けそうになったとき、プレッシャーを体験できるようにサポートしてあげてください。
そうすることで将来的にプレッシャーに慣れている選手に成長していくのです。

清水利生

PROFILE●

元プロフットサル選手。引退後、メンタルトレーナーに転身。現在は株式 会社リコレクトに在籍し、プロアスリートや、ジュニアのメンタルトレーニングを行う。
また、丸の内朝大学「心理メソッドクラス」やリコレクトメンタルスクールでは講師を担当。
<サポートチーム>
フウガドールすみだ(Fリーグ) 2014~現在
TOYOTA自動車ヴェルブリッツ(ラグビートップリーグ) 2015~現在
TOYOTA自動車スケート部ショートトラック 2016~現在

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