トレーニング

2016年04月12日

PKに強くなるための3つの方法

こんにちは。OKラインメンタルトレーナーの清水です。
春になり、小学生の皆様は学年が上がり新学期がスタートしました。
私は3月に大きな大会へ出場する選手のサポートが多かったため現場にいる時間が長かった1ヶ月でした。そんな中で目にした、サッカー大会でのPK戦。私がサポートするチームは勝利することができましたが、緊迫した状況で外してしまった選手も。練習でうまく決めていた時とは違い技術を発揮できていないように見えました。
今回はPK戦に強くなるための3つの方法を、3回に分けてお伝えしていきます。

私がこれまでメンタルサポートしてきた小学生のサッカー選手の中にはPK(ペナルティーキック)を苦手とする選手が多くいました。
練習では決めることができるのに公式戦の勝負がかかった試合になると、練習の様に蹴ることができない。失敗をした選手は自信を失い、PKが苦手になってしまう選手もいたほどです。

ある選手に話を聞いたところ、「公式戦のPKは緊張する。蹴るときにはみんなが見ているし、外したらどう思われるか気になるから、余計に緊張してガチガチになってしまう。」そんな話をしてくれたことがありました。

PK戦でよくあるのがこの緊張状態。こんなとき選手はガチガチに体が思う様に動かなくなったり、震えが止まらなくなる選手もいます。
こんな時、選手はどんな意識でPKに臨めば良いか、1回目の今日はPK戦の時の緊張をどう扱ったら良いかを書いていきます。

緊張はコントロールできるのか?

彼とはこんなやり取りをしました。
私「緊張してガチガチなときはどうしている?」
彼「コーチに落ち着いて蹴れって言われているから、深呼吸している。」
私「本当に落ち着いて蹴れていたの?」
彼「落ち着きたかったけど、蹴る直前もガチガチになってしまって落ち着いてはいなかったかな…」

こんな状況はよく耳にします。しかし「緊張」した時に「落ち着こう」と思い、本当に落ち着ける割合は3~10%と言われています。つまり緊張しているときに落ち着かせようとしても緊張をコントロールすることは極めて難しいということ。

コントロールできない緊張を無理やりコントロールしようとするとどうなるか?
これが脳に負担をかけることに繋がりストレスの原因になるのです。
選手は脳に負担をかけたままPKを蹴ることで、ガチガチになり普段のような技術が発揮できないという状況に陥ります。

PKに強くなるため、緊張をどう扱うか?

それでは緊張をどのように扱ったら良いかをお伝えしていきます。

緊張の扱い方のポイントは否定しないこと

緊張は自然に出てくる反応。暑いときに体の反応として汗が出てくるのと同じです。
ですから緊張が良くないことというように否定しないことがポイント。
「緊張はダメなもの」と否定することで先ほど解説したように緊張を落ち着かせたくなり、ストレスを生みやすくなります。

緊張していても成功した経験は誰にでもあるはずです。緊張が悪いわけではなく緊張の扱い方が重要。
緊張を良い悪いで評価することを辞め、「緊張しているんだな」と自分の素直な気持ちを受け入れていくことが力を発揮するための第一歩です。

まずはファーストステップとしてこの緊張への認識を変えてみてください。それだけでもストレス状態を生まなくなり行動が起こしやすくなります。
次回は緊張する場面でも自信持てるようになる方法をお伝えしていきます。

清水利生

PROFILE●

元プロフットサル選手。引退後、メンタルトレーナーに転身、株式会社リコレクトに在籍し、アスリートやビジネスマン、子どものメンタルトレーニングを行う。また、丸の内朝大学「心理メソッドクラス」やスポーツチームへの講習の他、リコレクトメンタルスクールでは幅広く講座を担当。
学びカフェでも講師として活躍中!!

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