コラム

2016年02月15日

膝のスポーツ障害(腸脛靭帯炎)について学びましょう②

今回は、腸脛靭帯炎についてお話しします。「腸脛靭帯」とは、腰の骨である腸骨とひざ下にある脛骨についている長い靭帯です。 一般的にはランナー膝として有名ですが、ランナーだけの障害でもなく、膝の曲げ伸ばしを繰り返し長い時間行うような選手に多発しやすい傾向があります。

症状として、膝の外側部分に炎症がでて痛みがあります。急に痛みがでる、というものではなく徐々に痛みが増してきて、我慢しながら練習を続けていくと、ついには痛みで運動が難しくなるスポーツ障害です。

痛みや炎症がでるところは膝の横外側あたりで、急に走る量やトレーニングの量を増やしたり、スピードをアップさせたり、シューズを変えたり(→ソールが硬い、もしくは柔らかすぎる)、硬い道路ばかり走ったり(→コースを変えた)、下り坂のメニューを増やしたり、ストレッチを怠ったり、筋力不足だったり。。。と、色々な原因が積み重なって発症します。

加えて腸脛靭帯は、膝を20度~30度曲げたところで一番大腿骨に擦れるので、比較的膝を深く曲げて蹴り上げるように走る人より、膝をあまり曲げずに走る人の方が痛みを生じやすい、とも言われています。

対応方法は、まずは安静です。安静が難しいなら、トレーニング量や練習量を減らすなどのメニュー構成の編成も必要となるでしょう。運動前後にしっかりしたストレッチ(ウォームアップとクールダウン)も必須です。 もともとO脚な子どもは十分なストレッチを行ったり、医師の指示の元、インソールの使用を検討することも必要になってくるでしょう。

膝に痛みが出た場合、原因は実は膝ではなく、他の場所(例えば足の裏や股関節など)にあることもあります。
ある特定の場所にばかり負担がかからないように、例えば体幹のトレーニングであったり、正しい身体の使い方であったりをきちんと身に着けていくこともスポーツ障害予防につながります。

スポーツペアレンツジャパン代表 村田一恵

PROFILE● アメリカノースカロライナ州の大学にて、スポーツ医学を学び、アスレティックトレーナーの経験を積む。 卒業、帰国後、トレーナーとして働き、結婚、出産を機に現場から離れる。

自身の子どもの少年団サッカークラブ入団を機に、子どもたちの安全なスポーツ環境構築についての情報や、スポーツをする子どもとの関わり方、コーチとの関係づくりなどの情報を提供すべく、スポーツを行う子供をもつ親=スポーツペアレンツ)向けの情報提供団体として、スポーツペアレンツジャパンを設立。3男児、サッカーボーイズの母。

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