コラム

2014年12月24日

指導者の言霊。「浅野智久 malvaサッカースクール代表」

取材/宮坂正志(SCエディトリアル)

どうやって個性を見抜き どう子どもたちと接するか

僕が子どもたちにサッカーを教えるようになったのは、自分自身が挫折した経験と様々な人との出会いがきっかけでした。選手時代に清水エスパルスやNTT関東(現大宮アルディージャ)で数多くの方にお世話になりましたし、イタリアへ行った際も代表監督のチェーザレ・ブランデッリ監督に指導していただく機会を得ました。でも、ケガもあって目立った成績は残せず、その後、僕は音楽業界に勤めることになりました。音楽業界でも色々な方と関わらせていただき、仕事も順調でしたが、あるとき、ふと自分の原点はサッカーにあるということに気づいたんです。自分をアピールすること、評価してもらうこと、他人を思いやること、一対一で相手と接すること……それらはすべて相手を尊重し、認め、分析することであり、サッカーから学んだことでした。それと同時に、その頃に感じていた閉塞感を打開し、日本を居心地の良い世の中に変えたいなとも思ったんです。そのためには子どもたちから変えていくことだと考え、サッカーを通して子どもと関わろうと思ったのがスタートでした。

浅野智久

PROFILE● 1971年11月3日、茨城県出身。小学5年生から中学1年生の夏まで読売クラブに所属。その後、ブラジル留学を経て1部リーグのヴォタフォゴと選手契約を結ぶ。帰国後、国士舘大学に進学。同時期に清水エスパルスのプロテストに合格した。セリエAのアタランタに留学した後、音楽会社勤務などを経て2000年にmalva soccer&futsal schoolを開校。同スクールの代表を務める。

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