コラム

2015年01月01日

子どもがサッカー中に倒れたら?④胸骨圧迫+AED

  • 「子どもがサッカー中に倒れたら?①」はコチラ
  • 「子どもがサッカー中に倒れたら?②」はコチラ
  • 「子どもがサッカー中に倒れたら?③」はコチラ

子どもが万が一、サッカー中に倒れ、意識がなく、いつも通りの呼吸がない場合、救急車が来るまでに私たちができる事は、「胸骨圧迫」と「AED」です。
胸骨圧迫、や、AEDの操作については、講習会に出ていただくのが一番分かりやすいですが、最近では調べればいくらでも資料がありますし、動画でもみることができますから、講習会に参加できない、というお忙しい方は可能な情報を入手して参考にしてほしいと思います。

  • いざというときに知っておきたい! !「AEDの基礎知識」はコチラ
子どもがサッカー中に倒れたら?④胸骨圧迫+AED
子どもがサッカー中に倒れたら?④胸骨圧迫+AED

胸骨、というのは胸の中心にある骨のこと、で、ここを強く押すことで、血液を他動的に全身に送り、人間の機能の中で一番重要な脳に血液を送り続けるのです。
胸が5cmほど沈むくらい垂直に連続で押すのが理想とされていますが、かなり大変です。

以前は30:2、という割合で胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返すやり方が推奨されていましたが、現在は、人工呼吸をためらう場合は胸骨圧迫だけでよい、となっています。
なので、AEDが到着するまで、とにかく胸を押し続けることが大切です。

AEDが到着したら・・・
➊すぐに電源を入れる。(メーカーによっては、ふたを開けるとすぐに電源が入るタイプもあります。)
➋AEDの音声ガイダンスの指示に従う。(コネクターをつけてください、パットをつけてください、という指示メッセージが流れます。)
➌電気ショックが必要かどうか、AEDが解析を始めます。(この際、一旦胸骨圧迫は止めます。)
➍電気ショックが必要なら、ボタンを押す音声が流れ、不要であれば、胸骨圧迫を継続します。
電気ショックは不要です、というメッセージが流れても、AEDは繰り返し解析を行うので、パットをつけたまま、AEDの電源も切らずに胸骨を圧迫し続けます。

命に関わることはめったに起こらないですが、子ども達がスポーツ活動中に命を落とす原因のトップの要因の1つは心臓が関わっています。
ですから、私達は「知って」「備えて」おかなければいけないのです。

スポーツペアレンツジャパン代表 村田一恵

PROFILE● アメリカノースカロライナ州の大学にて、スポーツ医学を学び、アスレティックトレーナーの経験を積む。 卒業、帰国後、トレーナーとして働き、結婚、出産を機に現場から離れる。

自身の子どもの少年団サッカークラブ入団を機に、子どもたちの安全なスポーツ環境構築についての情報や、スポーツをする子どもとの関わり方、コーチとの関係づくりなどの情報を提供すべく、スポーツを行う子供をもつ親=スポーツペアレンツ)向けの情報提供団体として、スポーツペアレンツジャパンを設立。3男児、サッカーボーイズの母。

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