コラム

2017年12月25日

指導者たちの言霊。番外編「第41回全少出場監督インタビュー」-中国・四国エリア-

サッカージュニアの大会の最高峰といわれる「全日本少年サッカー大会(通称:全少)」。
第41回大会の決勝大会出場を決めた各チームの指導者の方に「今年のチームの特徴」「指導するうえでのこだわり」をお聞きしました。

鳥取KFC U-12

選手の自主性、主体性を大事に指導

今年のチームは、登録メンバーの誰がピッチに立ってもチーム力が落ちないのが特徴です。スターティングメンバーも毎回変わり、県大会準決勝、決勝戦でも5、6人の交代を繰り返して戦いました。当然、対戦チームより体力の消耗は少なく、疲れる選手も少ないので、試合終了までチーム全体のスピードが落ちる事はありません。鳥取県大会は、準決勝、決勝戦共に20分ハーフの前後半では決着がつかず、5分ハーフの延長戦を戦い、PK戦となりました。準決勝のスコアはPK5-4、決勝戦はPK4-3で鳥取KFCのPKキッカーは全員決める事が出来ました。結果論になりますが、ほんの少しだけ対戦チームより体力の消耗度が少なかった事が影響しているのかもしれません。飛びぬけたスーパープレーヤーはいませんが、全員が活躍できるのが今年のチームのストロングポイントだと思います。
選手たちを指導するうえでは、選手の自主性、主体性を大事にしています。家庭でのサッカー用具の準備、遠征・試合会場でのチームテントの運搬・組立・設置・片付け、コート作り・ライン引きなど、保護者が行うチームも多いようですが、鳥取KFCでは子どもたち自らが行うようにしています。時間が無い、テントが重い、ラインが曲がっているなど、色々な障害はありますが、それでも子どもたちに任せ、大人はそれを見守り、危険が無いかを観察してあげればいいと考えます。 例えば試合にスパイクを忘れて来て、試合に出られない子どもがいたとします。
いつもお母さんが準備をしている家庭は、試合に出られないのは「お母さんがスパイクを入れてくれない、お母さんのせいだ!」となってしまいます。しかし、いつも自分で準備している子は、「自分が準備できなかったから、次からは準備をしよう!」と思うようになるのです。


大社少年サッカークラブ

Off the pitchができないなら、On the pitchでいい表現はできない

今年のチームは、オフェンスはスピードに乗ったドリブルで中央突破し、サイドをパスワークで崩した突破など、攻撃は多彩です。ディフェンスはCBを中心に『ボールを奪う』事が身体を張ってでき、県大会では無失点で通過しました。
私は、Off the pitchができないなら、On the pitchでいい表現はできないと考えています。Form a good habit(良い習慣をつけること)として①自分から大きな声であいさつをする習慣、②名前を呼ばれたら大きな声で「ハイ」と返事をする習慣、③話を聞くときにはコーチの目を見て黙って聞く習慣、④自分のことはきちんと自分でする習慣(必要な物の用意・整理整頓・片付けなど)、⑤めあてを持って練習する習慣を指導の重点としています。


Jフィールド津山SC

子ども達が自分で考えていける場面をたくさん作ることを意識

今年のチームは選手全員が良く走れること、セカンドボールに対しての反応が速いのが強みです。岡山県にもたくさん素晴らしいチームはありますが、他のチームよりも今年のJフィールド津山は、試合数の場数などが公式戦の強みになったと思っています。
指導するうえでは、試合、練習などはなるべく子ども達が自分で考えていける場面をたくさん作ることを意識しています。それは自分達で発動するということです。ピッチ外でも同じことで、自分のことは自分でするように指導しています。


サンフレッチェ広島F.Cジュニア

選手たちが自分で判断し、チャレンジできるように働きかける

今年のチームは、6年生が7名で非常に仲が良く、全員攻撃的で勢いがあります。
指導するうえで大切にしているのは、選手たちが自分で判断し、積極的にチャレンジできるような雰囲気づくりや働きかけをすることです。


SSSFC

ひたむきに頑張る選手になってもらうために

今年のチームは、チームワークがとても良いです。それぞれの役割をみんなが責任もってやってくれたことが都道府県大会優勝という結果に繋がったと思います。
選手たちには、一生懸命練習に取り組むということをいつも伝えています。どんな練習をしていても手を抜いていたら身につきません。ひたむきに頑張る選手になってほしいと思っています。


リベルテSC

一番大切にしているのは、ピッチ内・外での挨拶

リベルテSCの監督に就任して6年目。今の6年生を1年生から6年間指導しています。チームには小柄な選手が多いのですがみんな足元のテクニックがあり、最終ラインから細かいパスを繋ぎながら攻め上がります。
私が指導する上で一番大切にしているのは、ピッチ内・外での挨拶です。「感謝の気持ちを込めて」と指導しています。また、プレーでは、勝負にこだわるのはもちろんですが、その中で観客が想像していない、驚くようなアイデアを求め、どんなに失敗してもチャレンジした事に対しては誉めるようにしています。その積み重ねにより選手達は、私の想像を超えるプレーをし、楽しくサッカーに取り組み、成長していると感じています。


FCゼブラキッズ

女子選手も1名、攻撃力のあるチーム

現チームの監督に就任して2年目になります。今年のチームは、女子選手が1名おり、攻撃力があるのがチームの特徴です。選手たちにはいつも「選手自身が考えること」「好きなプレーを磨くこと」「感謝の気持ちを持つこと」を伝えています。


宿毛FC

サッカーを楽しみ、好きになることがテーマ

得点をとることより、失点をしないことを一番に考えています。今大会では13名(6年生12名、5年生1名)での登録と人数が少ないですが、“少数精鋭”のチームです。自分を信じ、仲間を信じ、コートの中にいるうちは走り続けることをスローガンとしています。
宿毛FCとしては、サッカーを楽しみ、好きになることをテーマにしています。子どもたちを刺激し、アドバイスを行う中で思っているのは、判断力をつけてもらいたいということです。保護者、チームメイト、試合をしてくれる相手チームの選手たち、審判をしてくれう人……に感謝すること、信じることを伝えています。試合は発表の場でもあるので、自分の力を出せるようにコートに送り出しています。


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