コラム

2014年12月04日

いざというときに知っておきたい! !「AEDの基礎知識」

誰にでも起こる突然死には、日頃から対処法を知っておくことが大切。簡単に操作できるAEDは、子どもを突然死から救える医療機器なのだ。

「AED」って、なに?

AEDとは、自動体外式除細動器ともいわれる救命処置のための医療機器のこと。電源を入れると音声で操作が指示され、救助者はその手順に従って除細動(=傷病者の心臓に電気ショックを与えること)を行う。AEDそのものが自動的に心電図を診断し、電気ショックを与えるか否かの判断を行うので、医学的な知識が少ない人でも音声ガイダンスに沿った操作で救命処置が行える。2004年7月以降より、医師・看護師・救急救命士以外の一般市民にも使用が認められるようになった。学校や集合住宅、商業施設、宿泊施設、少年サッカーチームなど、人が多く集まる場所への設置が進んでいる。

AED
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AEDを使った一次救命の流れを知ろう!

1.反応の確認

AED
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倒れている人を見つけたら周囲の安全を確かめ、反応の有無を確認。肩を叩き、呼びかける声は小さい声から始め、3段階に分けて大きくしていく。

2.応援を呼ぶ

AED
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119番通報、AEDを持ってきてもらうように依頼する。また、「近くにお医者さんはいませんか?」と専門知識を持つ医師の存在も同時に確認する。

3.呼吸を見る

AED
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胸と腹部の動きを見て、呼吸をしているか否かを10秒以内で素早く確認する。呼吸がなければ、すぐに胸骨圧迫で心肺蘇生法を開始する必要がある。

4.心肺蘇生法

AED
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胸骨圧迫は、自分の手を重ねるように傷病者の胸の真ん中に置き、強くしっかり戻して早く圧迫する。1分間に少なくとも100回以上のテンポで、胸が少なくとも5cm 以上沈むように圧迫。人工呼吸ができる場合は、胸骨圧迫:人工呼吸を30:2で実施する。継続して強い圧迫ができるように、交代しながら行う。

5.AEDで電気ショック

AED
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AEDの電源を入れてパッドを装着する。電極パットを貼りながら、同時に心肺蘇生法も続けて行う。汗や水で胸が濡れていたら乾いた布で拭き、胸の貼り薬などは、はがして使用する。周囲の安全を確認してAEDのショックボタンを押す。

6.再び胸骨圧迫

AED
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AED使用後の胸骨圧迫は2分間5サイクル、または2分で200回行う。体が動く反応がみられたり、呼吸が再びみられるまでは、救急手当てを継続する。呼吸が回復した場合は、意識と呼吸を確認して体を横にし、回復体位にする。意識がなければ、回復体位の際もパッドはつけたままにする。救急隊が来たら、行った処置を申し送りする。

スポーツペアレンツジャパン代表 村田一恵さんに聞く「なぜ子どもにもAEDが必要なの?」

子どもに起きる突然死の原因の1つと言われている「心臓震とう」。健康に問題がなく、強い衝撃を受けていない場合であったとしても、誰にでも起こる可能性はあります。そして、万が一起きた場合は、一刻も早くAEDによる除細動をすることが必要です。AEDしか子どもの命を助けることはできません。救急車が現場に到着するまでの平均は約7~8分と言われています。心臓震とうによる心室細動が起き、AEDによる除細動までに5分以上経過すると、生存率は50%。救急車が到着するまで何もしないと生存率は20%~30%になり、かなり低くなってしまうのです。つまり、子どもが倒れた直後に、AEDの除細動ボタンを押すまでの時間をどれだけ短縮できるかが重要なのです。
活動場所から一番近いAED 設置場所と、土日も誰もが入って取ることができるのか(学校や公園、施設の管理事務所など)は、最低限確認しておいてほしいですね。
AED
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救命の連鎖

突然の心停止を起こした場合、命を救うためには「救命の連鎖」といわれる4つの行動を迅速に行うことが重要。心停止の予防→心停止の早期認識と素早い通報(AEDの確保など)→一次救命処置(心肺蘇生と電気ショック)→二次救命処置(心拍再開後の集中治療)が救命率を高める。

AED
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参考資料監修/国士舘大学、国士舘大学大学院 救急システム研究科 医学博士・田中秀治教授、救急救命士・高橋宏幸氏

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