コラム

2014年08月01日

前年度全少優勝監督に直撃!

第37回で優勝を制したのが茨城県代表・鹿島アントラーズジュニア。
昨年の日本一に輝いたチームを指揮した小谷野監督に、勝利の秘訣や優勝後の子どもたちの変化をうかがいました。
取材・文/佐藤拓也



試合に出るだけでは上達しない チャレンジすることで成長する

夏の全少は6日間で優勝が決まる短期決戦ではありますが、小学生は吸収が早いので、苦しいゲームで勝ったり、強い相手にいいプレーができると、急激に成長します。昨年、得点王になった選手は大会中にすごく成長しました。大会前までは大事なところでシュートを決められなかったのですが、自信をつけてゴールの取り方が分かるようになった。大会をきっかけに変わりましたね。ただ、試合に出るだけでは上達しない。自分でチャレンジすることが大事だと思います。もちろん失敗もありますが、成功したら大きな自信につながります。


優勝できたのは、日頃から食事面を意識させたからこそ

正直、大会前に優勝できるとは思っていませんでした。前年に出場したときは2次リーグ敗退だったので、そこを越えるのが一つの目標でした。実は2年前は直前に韓国での大会に出場していたんです。選手たちは疲れていて、さらに暑さも重なり、食事の量が減ってしまった。それで走れなかったことが敗因になったと考えました。食事の大切さを改めて知ることができました。なので、昨年に関しては、選手たちに食事面をかなり意識させましたし、保護者の方にも協力いただいた。
そのおかげで選手たちはよく食べられるようになり、大会期間中コンディションを落とすことがなかった。それ以外にもストレッチを入念にやりましたし、交代浴をするなどできることはなんでもしました。夏の暑い時期に多くの試合を行うので、勝つためにはコンディションの維持が重要。ただ、夏になってからいきなり食べるようにするのではなく、日頃から習慣づけておくことが大事ですよね。昨年はその意識付けを徹底できたことが勝因だと思っています。


食事とプレーはリンクしている しっかり食べればメンタルも強くなる

日本一になった後、正直満足してしまうところがありました。「まだ足りないんだよ」と選手たちに説き続けても、自分たちの力を過信してしまうことがあった。ウチの場合は年明けに開催されるフットサルのバーモントカップに出場しているので、時間はかかりましたが、そこに向けて意識を立て直すことができました。選手たちは、大会後よりも大会までの方が成長したと思います。やはり目標に向かうことが成長の大きなカギとなるのです。
選手が成長するためには保護者の協力も必要不可欠。子どもに自主性を持たせることが大事だと思います。親が「それでいい」と認めてしまうのか、それとも「それでいいの?」と問うかで子どもの意識は変わってきます。親が甘やかすと、食事も食べなくなる。食事はプレーに出ます。やはりメンタルの弱い子は食べられない子が多い。逆に食べる子の多くは根性があるし、負けず嫌い。自分からアクションを起こせる子がほとんど。食事とプレーはリンクしているんです。なので、保護者の方には子どもに3食しっかり食べる習慣をつけさせてもらいたいと思います。

大会中にも、子どもたちは成長!

●サイドバックの子をFW にコンバート。すると才能が開花。得点王に輝いた
●勝つことで選手たちは自信をつけ、積極的なプレーが増えた
●食事を多く摂ることを意識させたことでコンディションを維持できるようになった


第38回全日本少年サッカー大会 決勝大会 概要

日程: 2014 年8 月3 日(日)~8 月9 日(土)
会場: ●1次ラウンド~決勝トーナメント[準々決勝]:御殿場高原時之栖裾野グラウンド(住静岡県裾野市下和田420-12
●決勝トーナメント[準決勝・決勝]:愛鷹広域公園多目的競技場(住静岡県沼津市足高202)
参加チーム: 都道府県代表各1チーム(計47チーム)及び、前年度優勝チーム枠(第37回優勝は茨城県)として1チームの、合計48チーム
競技原則: 日本サッカー協会「8人制サッカー競技規則」による
HP: http://www.jfa.jp/
小谷野稔弘お話をうかがったのは
小谷野稔弘(こやのとしひろ)監督
PROFILE
●1984年2月5日 茨城県潮来市出身。桃山学院大学卒業後、当時北信越社会人1部リーグのツエーゲン金沢に入団。攻撃的MFとして活躍。12年に鹿島アントラーズジュニアの監督に就任。




サカママへのメッセージ

子どもたちが自分で率先して行動できるようにしてあげることが大事だと思います。たとえば、練習や試合の準備などは自分でさせてあげてください。そういう自主性がプレーでも出ますので。練習の時間よりも家庭で過ごす時間の方が長いので、家庭環境はとても大事。親との関わり方も影響されます。特に食事面は如実に出ます。食べられないということは逃げているということ。そういう子は試合においていい時はうまくできるけど、苦しくなったり、相手が強くなったら逃げてしまう傾向があります。すべてはリンクしているのです。大切なのは積み重ね。家庭でしっかり意識付けされている子は強いですね。

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